暮らしを楽しくする優しいグラデーション。「Yoshinori Takemura」さんの陶芸作品
- 公開:2016.9.14
- インテリア・生活雑貨
千葉を拠点に陶芸家・修復家として活動されている竹村良訓さん。竹村さんが作る器はどれも滑らかで絵のように美しいカラーリングが特徴です。日々の暮らしがパッと明るくなり、眺めるほどに愛着が湧くようなユニークでオリジナリティ豊かな作品をご紹介します。
“愛着”が持てるオリジナリティ溢れる作品作り
大学時代に木工や漆芸、陶芸を学んだことにより、“モノづくり”の素晴らしさに改めて気づいたという竹村さん。陶芸作家として活躍される中で、文化財などの修復も行っています。修復のお仕事をされている中で『誰かに愛着をもって長くつかってもらえるもの』というテーマを持つようになり、ご自身の作品にも反映されています。
ショップで竹村さんの作品を見かけたときは、陶芸品でこんなに夢のような色味を表現できるんだ…!と、その美しさに興味を惹かれ、しばらく眺めていたことを覚えています。しっとりとした手触りとその唯一無二のデザインは、日々の暮らしの中で、使うたびに気分をパッと明るくしてくれるような魅力で溢れています。
ショップで竹村さんの作品を見かけたときは、陶芸品でこんなに夢のような色味を表現できるんだ…!と、その美しさに興味を惹かれ、しばらく眺めていたことを覚えています。しっとりとした手触りとその唯一無二のデザインは、日々の暮らしの中で、使うたびに気分をパッと明るくしてくれるような魅力で溢れています。
生活に寄り添う「Yoshinori Takemura」さんのカラフルな器
カラー×ボーダーのフリーカップ
ボーダーとワントーンのパターン切り替えが楽しい「フリーカップ」。コップとして使うのはもちろんですが、使う人それぞれが好きなように使えるサイズ感も便利です。色柄の切り替えが上下で違ったり、絶妙な色の加減など、それぞれに個性を持ったカップ。お気に入りを見つける瞬間も楽しみの1つですね。
個性的な表情がかわいらしいコーヒーメジャー
それぞれに異なる形の持ち手がついたコーヒーメジャー。本体と持ち手の色の組み合わせも独特で、優しげな色味に癒されます。こちらのアイテムはコーヒー豆を10gぴったり計ることができるのだそう。焼き物は焼きあげる際に縮みなどが発生するため、均一の容量で仕上げるのは難しいと聞きますが、それを成し遂げているのがさすがです。コーヒーメジャーと言ったら茶色や黒の渋めのものしか私は見たことがないので、こんなにかわいらしいものなら使うたびに気分がウキウキしそうです。
グラデーションが美しいオリジナル小鉢
ぼんやりとしたグラデーションが、まるで夢の中にいるような幻想的な雰囲気。どのようにしたらこんなにハッキリ、繊細な色味を出せるのかが本当に不思議です。上から見ると平皿のように見えますが、こちらは小鉢。縁が波紋状に広がったデザインも趣があって素敵です。
組み合わせを楽しめるカップ&ソーサー
私が初めて竹村さんを目にしたのはこちらのカップ&ソーサーでした。見たことがないパステルカラーのツートンデザインがすごく斬新で、絵画の中からそのまま出てきたかのような新しさを感じました。こちらはカップとソーサーは別々で組み合わせても良いそうで、合わせる色を変えるだけで印象もガラリと変わるのが面白いですよね。また、カップだけで使ったり、小皿としてソーサーを使ったりと、自由な使い方ができるのも魅力です。
好奇心のままに体験出来る陶芸教室もおすすめ
竹村さんは千葉県松戸市に『橙』という陶房を構えていて、陶芸教室も開いているそうです。“自分の好きな時間に来て、自分のペースで制作ができる”というコンセプトで運営していて、生徒さんが作る作品も、自分が作りたいと思ったものを自由に制作しているのだそう。
きっちり教わるのもいいですが、好奇心のままに制作ができて、それでいながら陶芸の基礎から釉薬や焼成の知識などもしっかり学べるなんて、すごくいい環境だなと感じました。私も陶芸に興味があり、機会があるとたまに体験しに行くのですが、陶房『橙』のように、肩の力を抜いて作業できる教室が近くにあったら是非通いたいなぁと思いました。
竹村さんの作品は各地の取扱店や展示会などでご覧いただけます。また、陶房『橙』は見学なども可能だそうなので、興味を持たれた方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
きっちり教わるのもいいですが、好奇心のままに制作ができて、それでいながら陶芸の基礎から釉薬や焼成の知識などもしっかり学べるなんて、すごくいい環境だなと感じました。私も陶芸に興味があり、機会があるとたまに体験しに行くのですが、陶房『橙』のように、肩の力を抜いて作業できる教室が近くにあったら是非通いたいなぁと思いました。
竹村さんの作品は各地の取扱店や展示会などでご覧いただけます。また、陶房『橙』は見学なども可能だそうなので、興味を持たれた方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
Yoshinori Takemura