北欧の人気陶芸家、マリアンヌ・ハルバーグさんの花器が瀬戸焼になって登場

スウェーデン・ヨーテボリの花屋に生まれたマリアンヌ・ハルバーグさん。青春時代に世界中を放浪した後に陶芸を始め、ラフに描いたイラストがそのまま立体になったような、不思議な陶器を制作しています。ほかにはない柔らかさとクールさが共存したアイテムに、心惹かれている方も多いのではないでしょうか？

彼女のアイテムは、薄いフォルムやゆがみ、線のにじみなど、手作りならではの味わいが詰まったもの。そのため量産が難しく、手にできる人が少ないという状況にありました。日本で北欧の作家作品のオフィシャルストアを担う会社「トンカチ」とマリアンヌさんは、そんな状況をなんとかできないかと模索してきたそう。

そのうちに出会いパートナーとなったのが、愛知県で大正時代から続く瀬戸焼の窯元。6年間もの試行錯誤を経て、主要作品の量産化を実現しました。量産となっても、古くから受け継がれる技術で、マリアンヌさんの繊細な作風を忠実に表現しています。

トンカチのオンラインショップ「TONKACHI STORE（トンカチストア）」では、5つのアイテムの予約受け付けがスタートしました。

マリアンヌさんの代表作のひとつ、「香水瓶のかびん」。お気に入りだった香水が突如販売終了になってしまったことから、自分自身で作り出したという瓶です。欧米の映画に出てきそうなレトロな香水瓶のフォルムは、花を活けるたびに優雅な気分にしてくれそう。

香水瓶のかびん（seto）
7,700円（税込）

「水のはいったビンのかびん」は、その名のとおり水が入った瓶を表現した花器。シンプルな線画のようで、白地なのに透明感が漂います。置いてあるだけでオブジェのようで素敵なので、インテリアとして気軽に取り入れてみてはいかがでしょう？

水のはいったビンのかびん（seto）
7,700円（税込）

知人が飼っているラブラドールレトリバーのモルガンくんをモデルに作られた「犬のかびん」。瀬戸焼はオリジナルよりも小さく子犬サイズにしてあり、よりかわいらしい印象に仕上がっています。110gという軽さながら耐久性はアップしているので、花を飾っておめかしさせる以外に、好きなペンを入れてデスクに置いておくのもおすすめです。

犬のかびん（seto）
7,700円（税込）

マリアンヌさんが大好きなチェック模様を描いたカップの2種。目が細かなほうは「メッシュ」、大きいほうは「チェック」と呼び分けられています。
マリアンヌさんのやさしい線画のアイテムに触れながら過ごすティータイムは、いつも以上に幸せな気分を味わうことができそう。

メッシュのカップ（seto）　3,850円（税込）
チェックのカップ（seto）　3,300円（税込）

ご紹介した瀬戸焼の5つのアイテムは、TONKACHI STOREにて予約を受け付けており、12月中に発送予定となっています。それ以外にも、オリジナルの素材の花器やお皿、箸置きなども購入することが可能です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。