淡路島に伝わる“珉平焼”で作られた、「アワビウェア」の日々に寄り添う食器
- 公開:2016.9.7
- 旅行・お出かけ
美しい自然に囲まれた淡路島で作られる日用食器ブランドの「Awabi ware(アワビウェア)」。“受け継ぐ器”をコンセプトに作られる作品は、古くから伝わる“珉平焼(みんぺいやき)”という伝統的な技法で制作され、現代の食卓に寄り添う、シンプルかつぬくもりを感じる、魅力的な食器を多く生み出しています。
淡路島の美しさと珉平焼を未来へ受け継ぐ「Awabi ware」
Awabi ware 受け継ぐ器
いまから少し先、子供たちが大人になった時の食卓を想像します。
それは、長く使ってもらえる器を作りたいと思うからです。
どこかの時代の温かい食卓に、あわびウェアが使われているとすれば、それはとても素敵なことです。
いまから少し先、子供たちが大人になった時の食卓を想像します。
それは、長く使ってもらえる器を作りたいと思うからです。
どこかの時代の温かい食卓に、あわびウェアが使われているとすれば、それはとても素敵なことです。
“受け継ぐ器”をコンセプトに、日用食器を展開している「Awabi ware(アワビウェア)」。作家の岡本 純一さんは、武蔵野美術大学大学院で彫刻と美術教育を学んだのち、淡路島に移住。独学で器を作り始め、2012年から「Awabi ware」の活動をスタートしたのだそう。
“淡路島の美しさ”を意味する「あわび」と、“製品”を意味する「ウェア」を組み合わせたブランド名を持つ作品たちは、江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼ともいう)という制作技法でひとつひとつ丁寧に生み出されています。
“淡路島の美しさ”を意味する「あわび」と、“製品”を意味する「ウェア」を組み合わせたブランド名を持つ作品たちは、江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼ともいう)という制作技法でひとつひとつ丁寧に生み出されています。
日常に優しい彩りをプラスする「Awabi ware」の器
料理をさらに美味しく引き立てるオーバル皿
美味しい料理には良い器が不可欠だと聞きますが、私はこの写真を見て本当にその通りだなと感じました。美しいトルコブルーと、穏やかなベージュのオーバル皿、それぞれに盛り付けることによって、こんなにも料理を引き立て、目にも心にも口にも「美味しそう…!」というトキメキでいっぱいになってしまうのが不思議!手作りならではの絶妙ないびつさも味わい深く、きっとそんなところも、あたたかみのある食卓を演出するポイントですね。
オーバル皿M/4,500円(税抜)
オーバル皿M/4,500円(税抜)
みんなで囲む食卓に馴染むグラタン皿
楽しい食卓に馴染む大きなグラタン皿は、さりげなくデザインを施した縁が素敵。たっぷり盛り付けられる大きさで、グラタンはもちろん、スイーツなどにも◎。取り分けた料理も引き立てるのは左右の縁がほんのり立ち上がったデザインのオーバル皿。みんなで食卓を囲む大切な時間だからこそ、風景に馴染みつつもさりげなくセンスが光る器が活躍しますね。
グラタン皿L:白マット/7,800円(税抜)
オーバル皿S:青マット、黒マット/3,000円(税抜)
グラタン皿L:白マット/7,800円(税抜)
オーバル皿S:青マット、黒マット/3,000円(税抜)
ちょっとしたデザートも素敵に魅せる小鉢
どんな食材も引き立てる白マットと、淡く色づいた様が美しい青磁の四方皿。大きめサイズの深皿と小鉢の2サイズから選べるので、ちょっとしたサラダやフルーツ、デザートなどの盛り付けにぴったり。見ているだけでも素敵で、思わず色違い、サイズ別で揃えておきたくなります。
四方深皿:白マット、青磁/4500円(税抜き)
四方小鉢:白マット、青磁/2200円(税抜き)
四方深皿:白マット、青磁/4500円(税抜き)
四方小鉢:白マット、青磁/2200円(税抜き)
一度は訪れてみたい、趣あるアトリエ&ショップ
以前は診療所だったという建物に少し手を入れて使っているという、とっても雰囲気のある工房「Awabi ware(アワビウェア)」。自然豊かな場所で、辺りには田んぼや川が流れていて、なんだか懐かしく心地よい気分になれそうな、のどかな土地に建っています。珉平焼工房は見学することも可能で、ショップも併設されているそうなので、お近くに旅行に行かれる際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。(※工房見学は予約制)
あわびウェア工房
〒656-2155
兵庫県淡路市大町上507-1あわびウェア工房
Tel:0799-70-6719