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自宅で感じる新緑の季節。初夏の匂いを届けてくれる「かぎ甚」の和菓子

季節を感じ難いこの毎日に、美しい初夏の匂いを添えてくれる「かぎ甚」の和菓子。水辺に芽吹く新緑を感じさせるお饅頭や、風が青葉を揺らすさまを表現したきんとんなど、大切な日から日常のティータイムまでさまざまなシーンを彩ります。京都市内であればバイクで届けてくれるとのことなので、お近くの方は要チェック。

自宅で感じる新緑の季節。初夏の匂いを届けてくれる「かぎ甚」の和菓子

約100年にわたって京菓子作りを行ってきたお店

「かぎ甚」の和菓子を作っている様子

1921年に京都の祇園にて創業して以来、お茶席やお稽古に使用する京菓子作りを行ってきた「鍵甚良房」。現在は「かぎ甚」に名前を変え、伝統的な素材や技術を用いながらも時代に沿った新しい発想を取り入れ、より手軽に手に取れる和菓子を展開しています。

ぷるんとした生地でふたつのあんを包んだ「若緑」

「かぎ甚」のこだわりあんを包んだ「若緑」

保存料等は使用せず、上質な素材を選んで全て手作りするのがかぎ甚のこだわり。特に、和菓子屋の命とも言える小豆は、北海道産のものを厳選しています。こしあんとつぶあんはえりも小豆、白あんは国産稀少高級品である備中白小豆を使用。この道40年の職人が粒を潰さないように丁寧に炊き上げ、甘すぎないよう糖度を調整し、小豆本来の旨味を感じるよう仕上げているのです。

そうして作られるこしあんと白あんを一緒に閉じ込めたのが、この「若緑(わかみどり)」というお饅頭です。最高等級の吉野本葛を使ったぷるんとした食感の生地で包み、水辺に芽吹く新緑の季節を演出。口の中に広がる二重あんのハーモニーを、ぜひ味わってみてください。

若緑 1個 300円(税抜)

風が青葉を揺らす姿を表したきんとん「青嵐」

「かぎ甚」のつくね芋のきんとん「青嵐」

初夏に吹く風が青葉を揺らす様子を表現した「青嵐(せいらん)」は、つくね芋のきんとん。まったりとした口当たりが特徴的です。そのまま食べるのはもちろん、15~30分ほど冷蔵庫で冷やすのもおすすめ。ひんやりとした感覚が、より一層本格的な夏の訪れを楽しみにさせます。

青嵐 1個 300円(税抜)

特殊な切り方で鰹の切り身を模した「初鰹」

「かぎ甚」の鰹を模した「初鰹」

こちらは、江戸時代に詠まれた「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」という俳句にちなんで作られた「初鰹(はつがつお)」という和菓子。句の意味は、「目には新緑の青葉が映り、耳には山からほととぎすのさえずりが聞こえ、口には初鰹の味が広がる」というもの。ういろうに似たやわらかい生地を蒸し上げ、特殊な切り方で鰹の切り身を模し、5月の初夏の風景を表しています。現在では名古屋でしかほとんど見ることができないそうで、京都で見られるのは珍しいとのこと。

初鰹 1個 300円(税抜)

日常にも大切な日にも初夏の匂いを届けます

「かぎ甚」の和菓子を作る手

自宅でのティータイムのほか、お祝い事などに贈るのにもぴったりな美しい和菓子を作っているかぎ甚。現在は臨時でお店を閉めていますが、京都市内であればバイクで商品を届けてくれるそうです。日によってお届けできるものが異なるので、注文の際は一度お電話してみてくださいね。初夏の匂いを運んでくる和菓子が、季節を感じ難いこの毎日に、きっと彩りを添えてくれることでしょう。

photo / かぎ甚

「かぎ甚」のロゴ

かぎ甚

京都府京都市東山区大和大路通り四条下る小松町140
TEL:075-561-4180
営業時間:8:00〜17:00(火曜:8:00〜16:00)
定休日:毎週水曜 ※その他、臨時休業有

http://kagijin.jp

この記事を書いた人

いおり 美味しいものには目がありません。休日は気になるカフェや喫茶店に行ってゆったりとした時間を過ごしています。お料理を素敵に飾るうつわたちを集めることも大好きです。

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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