これ以上無駄なモノを増やさない。すっきりとしたキッチン収納のポイント
- 公開:2019.9.8
- インテリア・生活雑貨
モノが捨てられない、整理整頓が苦手という方におすすめの、片づけ手順「だ・わ・へ・し」を2回に渡ってご紹介しています。その後編である今回は、モノを使いやすくしまうためのポイントや、無駄なモノを増やさないためのコツについて。是非参考にして、ごちゃごちゃしがちなキッチンをすっきりとさせてくださいね。
片付けの手順「だ・わ・へ・し」
これまでに200軒以上の家を訪問し、片づけの手伝いをしてきた整理収納アドバイザー井田典子さん。実際に井田さんが訪れたお宅のキッチンを例に、片づけのコツをご紹介します。
井田さんは、たくさんの食材や消耗品のストックで溢れたキッチンを、「だ・わ・へ・し」という手順に沿って、整理整頓していきます。前回はその「だ(出す)・わ(分ける)・へ(減らす)」のやり方をご紹介しました。
井田さんは、たくさんの食材や消耗品のストックで溢れたキッチンを、「だ・わ・へ・し」という手順に沿って、整理整頓していきます。前回はその「だ(出す)・わ(分ける)・へ(減らす)」のやり方をご紹介しました。
今回は最後の手順「し」=「しまう」です。ポイントを抑えながらモノをしまえば、すっきりと使いやすいキッチンに生まれ変わりますよ。
調味料は一箇所に
調味料は、調理台やシンク上の棚などあちこちに散在していたものを、調理台下の深い引き出しにすべてまとめます。
1ヵ所にまとめれば、調理の際の動きがスムーズになる上、ひと目で全量を把握できるので、買い過ぎを防ぐことができます。
1ヵ所にまとめれば、調理の際の動きがスムーズになる上、ひと目で全量を把握できるので、買い過ぎを防ぐことができます。
食材は使う頻度によってしまう場所を決める
片づけ前は、使いかけと未開封のものが混在していたストッカー。上の2段には毎朝使う紅茶やコーヒーのパック・ジャム類、1番下には麺類のストック、と使う頻度を考え、種類ごとに収め直します。
よく使うものが取り出しやすい場所にあることで、無駄な動きが減り、家事の効率もアップしますよ。食材をしまう際は、箱などのパッケージから出しておくとかさばらず、空間に余裕が生まれるのでおすすめです。
よく使うものが取り出しやすい場所にあることで、無駄な動きが減り、家事の効率もアップしますよ。食材をしまう際は、箱などのパッケージから出しておくとかさばらず、空間に余裕が生まれるのでおすすめです。
カラフルなものは控える
カラフルな調理器具やカトラリーがごちゃごちゃと入っていた調理台下の引き出し。
使っていないもの・好みに合わないものは減らし、カトラリーを食器棚に移動させ、調理器具のみを元の引き出しに収めます。量が減ったことで取り出しやすくなり、見た目にもすっきりしますよ。
たくさんの色が目に入ると落ち着かない印象で、散らかって見えてしまいます。カラフルな色が使われることの多い調理器具やカトラリーは、なるべく減らす努力をしましょう。購入する際には、好きな色を1色決めて揃えると、全体に統一感が出ます。
使っていないもの・好みに合わないものは減らし、カトラリーを食器棚に移動させ、調理器具のみを元の引き出しに収めます。量が減ったことで取り出しやすくなり、見た目にもすっきりしますよ。
たくさんの色が目に入ると落ち着かない印象で、散らかって見えてしまいます。カラフルな色が使われることの多い調理器具やカトラリーは、なるべく減らす努力をしましょう。購入する際には、好きな色を1色決めて揃えると、全体に統一感が出ます。
すっきりとした家づくりのヒントがいっぱい
井田さんの著書『「ガラクタのない家」幸せをつくる整理術』では、ご自身が実践されている暮らし方・モノの収め方の秘訣などを、ご自宅の写真と共に紹介しています。
キッチンの他にも、クローゼットや浴室など家のさまざまな場所の片づけのポイントが満載なので、是非手に取ってみてくださいね。
キッチンの他にも、クローゼットや浴室など家のさまざまな場所の片づけのポイントが満載なので、是非手に取ってみてくださいね。
photo / 婦人之友社、Shutterstock(1枚目)
「ガラクタのない家」幸せをつくる整理術
刊行:婦人之友社
定価:1,404円(税込)