ギフトや自分へのプチご褒美に。身体にやさしい「ミレイネ」のスイーツで至福のひとときを

代々木上原駅から歩いて約5分、住宅地の一角に、ヴィーガンスイーツ専門店「ミレイネ」はあります。お店の名前は、オーナーである秋葉美和さんの3人のお子さんの名前を合わせたもの。何よりも大切な名前をブランド名とし、2010年にオープンしました。

ミレイネのスイーツは、バターや牛乳、卵などは一切使用せず、植物性の材料だけで作られているのが特徴。南仏から取り寄せたというアンティークの可愛らしいドアを開けると、クッキーやクラッカーなど、シンプルながらも洗練されたスイーツが並びます。

秋葉さんがヴィーガンスイーツを作りはじめたきっかけは、今から約20年前にお子さんが食物アレルギーを発症したこと。食の大切さに気づき、独学でヴィーガンやマクロビについて学び、その経験を活かしてお店をオープンさせるまでに至りました。

「本などの資料に惜しまず投資をして、まずその通りのレシピで作ることから基礎を勉強しました。また、参考にしたいお店のスイーツを全種類購入して、味の比較や原料を細かくチェックしたことも。ひたすら考えては試作を繰り返し、独自のレシピを構築していきました」（秋葉さん、以下同）

ミレイネのスイーツには、秋葉さんが厳選した材料のみを使用し、また製造方法にも工夫を重ねることで、多くのお客さんを魅了し続けています。

「小麦粉は国産無農薬のものを使っているのですが、無農薬はとても希少で、仕入れ価格は国産小麦粉の2倍以上。それでも、安心安全を届けてくれる農家さんがいなくならないよう、使い続けたいと思っています。他にも、菜種油は『玉絞り』という昔ながらの技法で絞ったものなどを用いています」

また、バターに比べてオイルはさらりとしているため、そのまま粉と混ぜ合わせると、食感が固くなってしまうそう。そこで、オイルと水分を絶妙な配合で乳化させ、とろみのあるテクスチャーにすることで、バターを使わずとも、サクッと軽やかな食感を可能にしているのだとか。

ミレイネのスイーツを食べたお客さんの中には、「植物性の素材だけでも、こんなに美味しいんだ！」と、驚き感激される方も多いそうです。

ミレイネで1番人気の商品が、アーモンドをたっぷり練りこんだクッキーに、粉糖をまぶした、「ほろほろクッキー プレーン」。

「オリゴ糖やミネラルを豊富に含む未精製のてんさい糖を、空に舞うほど微細な粉糖にしました。そうすることで柔らかな口どけになり、口の中でほろほろとくずれる食感を楽しんでいただけます」

ほろほろクッキーは、プレーンの他にフリーズドライの苺が入った「ストロベリー」、京都宇治の抹茶入りの「抹茶」の全3種類。どれも、優しい甘さと食感で、子どもからお年寄りまで幅広い層におすすめですよ。

ほろほろクッキー プレーン 1,242円（税込）

「ほろほろクッキー プレーン」に次いで人気なのが、本醸造の醤油を使用した「さくさくクッキー 醤油」。

「香りの良い本醸造の醤油は、スイーツとしてなりたつギリギリの分量まで、たっぷりと使いました。塩気の中にほのかな甘みが感じられる絶妙なバランスに仕上がっています」

あまじょっぱさがやみつきになり、お酒のおつまみとしてもぴったり。さくさくクッキーは、糖分と油分を控えめにしているので、さっぱりと軽やかな食感が特徴。醤油のほかに、レモンとココナッツがあり、特に爽やかなレモンは、若い女性に人気があるそうです。

さくさくクッキー 醤油 1,080円（税込）

ミレイネでは、スイーツと珈琲豆がセットになったギフトボックスを展開しているほか、購入する個数によってついてくる、クリアバッグやボックスなど、無料ラッピングも充実しています。

「お客様にとって、いつも必要なものではなくてもいいけど、いざというときに使えるお店でありたい」と秋葉さん。頑張った自分へのプチご褒美として、身体のことを気にしている友人への贈り物として、きっと役に立てるシーンがあるはずと話します。

商品はオンラインショップからも購入できます。身体にやさしく、心もほっとやすらぐミレイネのスイーツで、至福のひとときを味わってみてはいかがでしょう。