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「蒸留」をもっと身近に。アロマウォーターを手作りする、清澄白河「理科室蒸留所」

ビーカーや試験管などの理化学製品をおしゃれなインテリアグッズとして提案・販売している話題の「リカシツ」が新店舗を展開。「蒸留」をテーマに、アロマウォーターを作ったり、水出しコーヒーを楽しめたりする新スポットをご紹介します。

「蒸留」をもっと身近に。アロマウォーターを手作りする、清澄白河「理科室蒸留所」

「蒸留」をテーマにした新感覚のショップ

清澄白河「理科室蒸留所」のアロマウォーターを作るオリジナルの装置

「理科室蒸留所」は「蒸留」をもっと身近に感じて、楽しんでもらうためにオープンした新感覚のショップ。主にアロマウォーターの委託製造、店内で抽出した水出しドリンクのテイクアウト、そのほか蒸留をテーマにしたワークショップなどを企画し、近隣の「リカシツ」で行っています。
店内に入ってまず目を引くのが大きな実験装置のようなもの。これはハーブや花などを蒸留して、アロマウォーターを作るオリジナルの装置。
たとえば庭で採れたハーブや柑橘類などを持ち込むと、この装置を使って水蒸気蒸留法によるアロマウォーターを作ってもらえます。添加物が一切入らないので、そのまま肌や髪につけたり、手作り化粧品の材料にしたり…。安心して使うことができるのが嬉しいですね。

※植物の種類や状態によっては蒸留に向かない場合があるので、蒸留を依頼する場合は事前に相談を。

手間暇かけた絶品の水出しドリンク

清澄白河「理科室蒸留所」の水出しドリンクを抽出するためのオリジナル装置

このお店のもうひとつの特徴は、職人さんが手作りしたオリジナルの装置を使い、店内で時間をかけて抽出した水出しコーヒーや紅茶をテイクアウトできるということ。
たとえばコーヒーの場合、蛇管を通った水が1滴1滴豆に浸透。約6~8時間かけてゆっくりとコーヒーを落としていきます。時間をかけて落とした水出しコーヒーは、雑味がなく豆本来の風味と味わいを堪能することができます。
最近、この水出しコーヒーを湯煎したホットもはじめたとのこと。直火で温めると、風味が消えてしまうため、わざわざ湯煎するというこだわりぶりです。
また、もうひとつのオススメは、高知県四万十の無農薬生姜を蒸留したエキスを使ったジンジャーソーダ。蒸留することで生姜独特の辛みや苦みがなくなり、風味のみを抽出。「生姜ってこんなに美味しかったっけ!?」と驚く美味しさです。

自宅でアロマウォーターが作れる専用蒸留器「リカロマ」

清澄白河「理科室蒸留所」の自宅でアロマウォーターが作れる専用蒸留器「リカロマ」

こうしたアロマウォーターや、ジンジャーソーダを手軽に楽しめるように、理科室蒸留所では、独自に開発した家庭用アロマウォーター専用蒸留器「リカロマ」を販売しています。
これは、IHヒーターと、水・氷、好みのハーブや花さえあれば、1時間足らずで簡単にアロマウォーターが作れるというもの。
取材の日「リカシツ」で、「リカロマ」を使ったワークショップが行われていたので見学をさせてもらいましたが、驚くほど簡単にアロマウォーターを作ることができました。蒸留中は室内にいい香りが立ちこめ、これだけでも気持ちが癒やされそうです。
ハーブを手に入れるのが難しいという人には、クロモジ・朴葉・ドクダミ・月桃を乾燥させたオリジナルハーブも販売しています。

アロマウォーターの楽しみ方

清澄白河「理科室蒸留所」の店内写真

ワークショップの講師、橋本由佳先生によると、アロマウォーターは弱酸性で肌にも髪にも優しいので、化粧水代わりにしたり、寝癖直しに使ったりすることができるのだそう。また、スキンケアの際、乳液のあとにスプレーボトルに入れて一吹きし、軽くマッサージをすると、肌の上で乳液とアロマウォーターが乳化して肌がしっとりするのだとか。さらに美容だけでなく、拭き掃除の水に混ぜて使うと部屋がほんのりといい香りになって気分もすっきり。

自分で蒸留したアロマウォーターは添加物が入っていないため、冷蔵庫などで保管して早めに使い切ることが大切。これさえ守れば、アロマウォーターは精油のように肌に直接塗ってはいけないなどの注意するべきポイントは特にないので、手軽に楽しむことができます。

「理科室蒸留所」に行けば、プロの領域というイメージだった蒸留が、とても身近な存在になります。まずは、蒸留の魅力に触れにお店に足を運んでみませんか?

photo / 理科室研究所、カオリーヌ

理科室蒸留所
東京都江東区平野1丁目13−12
営業日:金・土・日曜日
営業時間:13:00~18:00(不定休)
※不定期でお休みとなる場合があるので詳しくはHPでチェックを

http://distillery.rikashitsu.jp/

この記事を書いた人

カオリーヌ 女性情報誌、グルメ系雑誌などでライターとして執筆。そのほか、文芸小説の編集も担当。担当作品が山本周五郎賞の最終候補作品にノミネートされる。プライベートでは、...

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