ほっこり和む陶器の質感。耳元にやさしく寄り添う「POTTERY STUDIO K」のピアス

金子ひとみさんが手掛ける「POTTERY STUDIO K」は、2015年から始まったアクセサリーブランド。長野県須坂市に築100年以上の古民家をリノベーションしたというアトリエを構え、制作を行っています。

金子さんが生み出すアクセサリーたちは、土という身近な存在のぬくもりと、心をほぐしてくれるようなやさしいデザインやカラーリングが魅力的。今回は、風が冷たいこの季節にも、温かさを感じる色合いで顔周りを彩ってくれるイヤーアクセサリーをご紹介します。

こちらは、さまざまなデザインや色の組み合わせで作られる「ohana」シリーズのピアス。どれも華やかさがありつつ、そっと耳元に輝きを添えるエレガントな雰囲気を持ち合わせています。大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感で、シンプルになりがちな冬の装いに静かにアクセントをもたらしてくれます。

こちらは、土の欠片で作られた「kakera」シリーズのピアスです。多彩な色のレパートリーの中でも特におすすめしたいのが、紅白に金彩をプラスしたデザイン。洋服にはもちろん、和服にも良く似合います。紅白のおめでたい雰囲気も相まって、お正月などのイベントごとにも大活躍してくれること間違いなし。

こちらの滲んだ色彩がとても美しいピアスたちは、釉薬が重なり合うことで生まれる模様をそのまま生かした「kei」シリーズのもの。偶然が生み出すその美しい仕上がりに、思わずうっとりしてしまいますね。混ざり合う色がひとつのアイテムの上でいくつもの色を表現していて、なんだか幻想的な雰囲気。それでいて普段使いもできる素朴な雰囲気もあり、日々のおしゃれに欠かせない存在になりそうです。

一つひとつに惹き込まれそうな魅力が宿るPOTTERY STUDIO Kのアクセサリーたち。11月25日（日）からは、東京都中央区・馬喰町の「SAN-AI gallery」にて個展が開催されます。初日の25日のみ金子さんも在廊されるそうなので、お近くの方は立ち寄ってみてください。実際に手に取った瞬間から伝わる作品のぬくもりを、ぜひ感じてください。