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素材選びから製法、店舗の内装にまでこだわった、門前仲町の「トリュフベーカリー」

イタリアやフランスの高級食材を扱う人気のECサイト「ハイ食材室」を運営するドレステーブルが、門前仲町にベーカリーをオープン。トリュフ入りの贅沢なパンから、子供も喜ぶクリームパンまで、誰もが笑顔になってしまうパンと、海外のベーカリーショップのようなスタイリッシュな雰囲気が魅力の注目店をご紹介します。

素材選びから製法、店舗の内装にまでこだわった、門前仲町の「トリュフベーカリー」

サンフランシスコのベーカリーのような開放的なお店作り

トリュフベーカリーの外観

近年おしゃれなショップが次々と出店している話題の街・清澄白河に隣接しながらも、下町の親しみやすさを色濃く残す門前仲町。「トリュフベーカリー」は、その静かな路地裏にあります。このベーカリーを出店するにあたり、関わるスタッフ全員が作りたいお店の姿を共有するため、オーナーやブーランジェをはじめとするスタッフ、さらに店舗デザインを手掛けるデザイナーなどお店に関わる全員で、サンフランシスコに視察に行ったと言います。

ずらりと並ぶトリュフベーカリーのパン

サンフランシスコは、サードウェーブコーヒーに続き、現地で人気のベーカリーが日本初上陸するなど、食に関して最先端を行く街。地元の人々だけでなく、わざわざ観光客が訪れるお店が複数あるほど、クオリティの高いベーカリーが充実しているのだそう。「サンフランシスコで視察したお店は、パンの美味しさはもちろん、天井が高く開放感のある店内が印象的でした。お客様がガラス越しに厨房でパンが焼けるのを見ることができるオープンな雰囲気がとても素敵だったんです」と同店の茂木さん。こうして、サンフランシスコの人気ベーカリーの良いところを学び、これまでECサイトで培ってきた食に関する知識や情報をもとに、2017年12月に、トリュフベーカリーが誕生しました。

トリュフがたっぷり! こんな贅沢なパンは見たことがない!

トリュフベーカリーで人気のトリュフの卵サンド

天井が高く、厨房でパンが焼ける様子が一望できる開放的な雰囲気、コの字型の台におしゃれに配置された焼き立てのパン。店内はまさに海外のおしゃれなベーカリーのように洗練されています。もちろん、こだわりはインテリアだけではありません。たとえば、同店の目玉商品で、店名にもなっている「トリュフ」を使ったパン。フランスではトリュフに半熟卵を組み合わせて食べる習慣がありますが、その黄金の組み合わせを実現したのが、刻んだトリュフをたまごに贅沢に混ぜ込んだ「トリュフの卵サンド」。ラッピングを開けると、トリュフの贅沢な香りが立ち上ります。さらに、頬ばった瞬間ふわふわのパンの食感に驚かされ、次にたまごとトリュフの絶妙のハーモニーに思わず笑顔がこぼれてしまいます。

トリュフベーカリーでおすすめのトリュフ入りパン

そしてもうひとつは、「トリュフ入りパン」。直径7~8センチほどのドーム型のハード系のパンですが、中には刻んだトリュフがふんだんに入っていています。食事に合わせるのはもちろん、ワインにもぴったりの大人のトリュフパンです。

小麦にもこだわった、人気のカントリーライ

トリュフベーカリーのカントリーライ

トリュフベーカリーはオープンからまだ約4ヵ月ですが、すでに定番商品として人気なのが、「カントリーライ」。視察に訪れたサンフランシスコのあるベーカリーで、とてもおいしいライ麦パンを食べた茂木さんたちは、店先に積まれた小麦粉の袋の銘柄をメモし、同じ粉が使えないかと、帰国後に調べたそうです。「でも、残念ながら日本では輸入している会社がどこにもありませんでした。ですから、自社で粉を輸入することにしたんです」と茂木さん。わざわざ小麦粉を輸入し、試行錯誤を繰り返して完成したカントリーライは、一般的なライ麦パンに比べ、酸味が控えめでハムやチーズといった食事系にも、ジャムなどの甘いものにも合うということで、焼きあがるとすぐに売れてしまうほどの人気に。

他にはない、とびきり美味しい、こだわりのパンに出会えるお店

トリュフベーカリーのロゴが入った袋

このほか、「ハイ食材室」で扱っているフランスやイタリアの生ハムやチーズに合うように作られたバゲット(自慢のチーズと生ハムを挟んだサンドイッチも販売)、人気のチョコレートショップ「ダンディライオン」のカカオニブを使った「スコーンカカオニブ」、お酒にもぴったりな「大人のレーズンサンド」など、魅力的なオリジナルのパンがずらりと並び、ついつい買いすぎてしまいそうです。店内にイートインスペースはありませんが、ノルウェー発の人気コーヒー店「Fuglen」の豆を使ったコーヒーや、ポートランドの紅茶メーカー「Steven Smith Teamaker」の紅茶をテイクアウトできるので、下町散策の合間に、パンとコーヒーを買って、近くの公園でランチをするのもおすすめ。門前仲町の地図が描かれたラッピングペーパーや、同店のキャラクター「トリュフちゃん」のイラストが入った袋など、味はもちろん見た目にもおしゃれで魅力的なパンはお持たせにもぴったりですよ。
門前仲町や清澄白河を訪れた時にはついでにとは言わず、わざわざここのパンを食べるためだけに足を運んでみてください。それだけの価値があるベーカリーです。

photo / カオリーヌ

Truffle BAKERY(トリュフベーカリー)
135-0048 東京都江東区門前仲町1丁目15−2

https://www.instagram.com/trufflebakery/

この記事を書いた人

カオリーヌ 女性情報誌、グルメ系雑誌などでライターとして執筆。そのほか、文芸小説の編集も担当。担当作品が山本周五郎賞の最終候補作品にノミネートされる。プライベートでは、...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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