バスマットだけではない！新生活にもぴったりでおしゃれな「soil」ブランドのキッチンアイテム

「soil」といえば、ブランドの代名詞ともいえるバスマットを知っている方も多いのではないでしょうか。そのシンプルでおしゃれなサーフェイス。多くの類似品が出回っているものの、真似できないのは「soil」の性能。吸収力はもとより、素材の特性をいかし、表面を磨くことで元の状態に復元して長く使うことができるヒット商品となっています。

soilは、金沢で文政元年から続いている左官業の会社とデザイナーの共同企画により、保湿性や吸水性に優れ、呼吸する素材としても注目されている珪藻土（けいそうど）をつかったプロダクトを手がけています。古代のプランクトンの死骸が堆積してできた堆積岩の一つのプランクトン珪藻を主成分とする珪藻土は、ふつうの土や粘土よりも軽く、耐火性や断熱性に優れていて、水分や油分を大量に保持することができる性質から、建材や保湿剤などに広く利用されてきました。

そんなsoilブランドの中で、今回おすすめするのは、春の新生活にもぴったりなキッチングッズです。冷蔵庫のエッグストッカーに置くことができる卵型の調湿脱臭剤「ドライングエッグ」は、卵のかたちをしていて、冷蔵庫の中でも置く場所に困らず、むしろオシャレに演出してくれます。黒みがかった色は脱臭効果の炭を混ぜているから。炭には食べ物などのイヤなニオイの成分を吸着させて、冷蔵庫の中を脱臭してくれる効果があるだけではなく、吸湿力があり、湿度を保つ調湿効果もあるのです。

まるでチョコレートのようなかわいらしいデザインの「ドライングブロック」は、調味料や香辛料、お菓子など、湿気に弱い食材を保存するに便利。容器の中に入れておけば、調湿して中身を守ってくれます。保存しているものや容器の大きさに合わせて、ブロックのサイズを選ぶことができるすぐれもの。見た目のかわいらしさだではなく、機能性も抜群です。

食品と一緒に入れても大丈夫？と思うかもしれませんが、はい、大丈夫なんです。素材の珪藻土は、食べることができるので、口に入れたとしても安心。その昔はアイヌの人々が実際に食用土として利用していたという記録があるのだとか。

単体で見ると何に使うものなのか、ちょっと想像できないかもしれませんが、こちらは「ワインドリップキャッチャー」。ワインボトルに通して付けておくことで、ボトルから注ぐ時に垂れてしまったワインを、珪藻土のリングで吸収してしまうというすぐれもの。ワインを嗜む方にとっての悩ましいあるあるを、しっかり解消してくれます。

いかがでしたか？ soilの伝統と技術、新しい発想がかたちになったものばかり。こんなのがほしかった、あったらいいなが見つかりましたか？
実はsoilのプロダクトを手がけている職人さんのほとんどが女性なのだそう。その性能や左官の技術もさることながら、細部にまでこだわった丁寧なものづくりを支えています。かわいらしく、おしゃれで、いつもの生活にも役立つsoilのアイテムを日常に取り入れてみてはいかがでしょう。プレゼントにも最適ですよ。