西荻窪にパリを発見！フランス雑貨店「Boîte（ほわっと）」で旅気分を満喫

「Boîte」はパリを拠点に活躍するフォトエッセイストのとのまりこさんのお店。彼女がパリを中心にフランス国内で見つけたブロカントや雑貨、オリジナル商品などが揃っています。

ときには地方の蚤の市などにも出かけるそうです。大きな体育館のような場所に山のように積まれた品物の中から、「コレ！」と光るものを見つけるのはかなり大変だとか。でもおかげでお店には状態がよく、かつお手ごろ価格のブロカントが並んでいるというわけです。

バスク地方（フランスの南西部でスペインとの国境付近の地域）の雑貨もたくさん仕入れられていて、エスパドリーユ（4800円／税別）や布バック、かごなども豊富。エスパドリーユはもともとバスク地方で古くから愛用されてきた靴。素朴だけどカラフルなエスパドリーユは、この夏、たっぷり活躍してくれそうですね。

明るいカラーとストライプ柄が特徴のトートバッグ（画像左）もバスク地方のもの。意外なほど軽く使いやすいサイズです。休日ならこのトートだけで出かけられるし、お仕事デーはサブバッグにしてもよさそう。クロス（画像右・1900円／税別）はカジュアルに使えるし、洗いざらしていくうちに独特の風合いが出てくるのもバスクリネンの面白いところ。テーブルクロスにするだけでなくカフェカーテンやエプロンにアレンジするのも楽しい使い方です。

「MISS BIBI」はパリ・パレロワイヤルにある小さなアクセサリー店のオリジナル商品。個性的でユニークなモチーフのリングやネックレスなどは職人さんの手作りで、日本にはまだあまり入っていないそうです。手描き風の数字をモチーフにしたリングやピアスが人気で、ただいま入荷待ち中。

「Boîte」の人気商品のひとつが、とのさんの写真をプリントしたバッグ（15,800円／税別）。中央の穴の部分を肩にかけてショルダーにしてもいいし、上の持ち手でトートスタイルもOK。ひもの部分を使えば肩掛けや斜め掛けスタイルにもなります。A4サイズも楽々入るのにとっても軽くて、機能性は抜群。カラフルな糸巻きや街角の自転車などインパクト大なプリントなのに派手にならず、シックな感じさえ漂う魅力的なバッグです。

まるで蚤の市のようにたくさんの雑貨が並んでいて、一つひとつ手にとって眺めていると時間を忘れそうなお店。ちょっと疲れたなと思ったら、奥のカフェへどうぞ。こちらのカフェオレ（490円／税別）はスチームドミルクが入ったカフェオレボウルにコーヒープレスのコーヒーを自分で注ぐスタイル。カフェオレボウルを両手で持って雑貨を眺めるのは、雑貨好きにとっては贅沢なひとときです。

ちなみに「Boîte」は、フランス語で「箱」のこと。このお店はかわいいもの、きれいなもの、貴重なものがギュッと詰まった“楽しい箱”、ですね。

そして6月末にはとのさんが帰国予定。運がよければとのさんの愛犬で、カレンダーやポストカードにも登場して大人気のバブ−くんにも会えるかもしれません。