モダンなデザインに心惹かれる。「蒲田切子」のグラスで食卓に日本らしい華やかさを

繊細で美しいガラス細工で人々を魅了する江戸切子は、江戸末期に制作され始めた日本の伝統工芸のひとつ。今や制作体験ができるショップも増え、現代でも人気を博しています。
「蒲田切子（かまたきりこ）」は、有限会社フォレストが商標登録をしている江戸切子のオリジナルブランド。“渦紋（かもん）”、“風波（かざなみ）”、“水鏡（すいきょう）”と名付けられたオリジナルの文様はどれも斬新なデザインで、落とす影までも幻想的です。

GUINOMI ※桐箱入り
渦紋（左）、風波（中）、水鏡（右）／各9,000円（税抜）

中でも特に人気なのが、蒲田切子の代表的なデザインである“水鏡”シリーズ。有限会社フォレストのもととなった「東亜硝子工芸株式会社」ができる戦前、大正～昭和初期の蒲田は、松竹キネマ蒲田撮影所が誕生したことにより、「流行は蒲田から」と言われるほど華やかだったといいます。この文様は、そんな当時の蒲田のモダンなイメージが表現されているのだそう。
赤または青のカラーと、内側のアンバー（琥珀色）の2層のガラスがデザインをより映えさせるこちらの“蒲田モダン水鏡ペアセット”は、観光庁主催の『魅力ある日本のおみやげコンテスト2012』でLUXURY JAPAN賞を受賞。切子技術の高さと、和洋問わずお持ちのテーブルウェアとのコーディネートを楽しめるデザインが、特別な日のギフトとしても喜ばれています。

蒲田モダン水鏡 ※桐箱入り
アンバー赤＆青ペアセット／30,000円（税抜）

クリアな輝きで、先ほどのグラスとはまた違った印象を与えるウォーターグラスも。毎日飲んでいるお水やお茶でも、このグラスに注げばなんだかいつもより特別感が出ますね。晩酌の際にはこれでビールを味わってみてはいかがでしょうか。きらきらの水泡がグラスの文様と重なり合い、より一層幻想的な世界を見せてくれるかもしれません。

東京ウォーターグラス ※桐箱入り
水鏡／7,500円（税抜）

水鏡文様のイラストが描かれた桐箱のパッケージは、蒲田切子のグラスの上品さを更に引き立ててくれそう。ギフトとして贈る際にも喜ばれること間違いなしです。自分へのご褒美に、または大切な人への贈りものに、現代のライフスタイルに日本らしい華やかさを添えてくれる蒲田切子を選んでみては？
2015年に東京都大田区にオープンさせた販売店舗「Forest（フォレスト）」では、実際に蒲田切子を手に取ってご覧になることができます。そのほかにもさまざまな日本の手仕事品を取り扱っているそうなので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。