お正月を過ぎても飾れる。簡単30分でおしゃれな“しめ飾り”作り
- 公開:2017.12.27
- アート・カルチャー
玄関のクリスマスリースを外して「しめ飾り」を飾れば、一気に訪れるお正月ムード。今年はその「しめ飾り」を手作りしてみませんか?Sheageのためにオリジナルで考案されたこちらのしめ飾りは2000円未満で手に入る花材を揃え、手順を追えば30分で完成!しかも、このしめ飾り、お正月以降も飾っておけるんです。
手を動かしながら、今年を振り返る豊かな時間
「しめ飾り」は新しい年を迎えるための神様(年神様)を招き入れられる、清らかな場所であることを示すもの。玄関の表などに12月28日頃から飾るのが一般的といわれています。今は既製品のデザインも豊富ですが、「しめ飾り」を手作りしてお正月の準備を進めながら、ゆっくりと今年を振り返ってみてはいかがでしょう?
センスが光る、しかもお正月以降も飾っておける「しめ飾り」の材料はこちら。
(左から順に)
・ヒカゲノカズラ(約30cm)
・ユーカリ
・アップルウッド
・ヤマシダ
・スターリンジア
・ペッパーベリー
・ドラゴンヤナギ(約70cm)
※すべてお花屋さんで購入可能。
使用する道具は
・はさみ
・フラワーアレンジメント用ワイヤー(市販のものを半分にカットして使用)
・グルーガン
・水引5本(ゴールド)
(左から順に)
・ヒカゲノカズラ(約30cm)
・ユーカリ
・アップルウッド
・ヤマシダ
・スターリンジア
・ペッパーベリー
・ドラゴンヤナギ(約70cm)
※すべてお花屋さんで購入可能。
使用する道具は
・はさみ
・フラワーアレンジメント用ワイヤー(市販のものを半分にカットして使用)
・グルーガン
・水引5本(ゴールド)
Sheageオリジナル「しめ飾り」の作り方
1.ドラゴンヤナギを束ねて持ち、両手をひねるようにして輪っかを作り、重なり合う部分をワイヤーでぐるぐる巻きにして固定。これを「土台」として以降、草や実をつけていきます。
【Point】整った輪を作らないこと。ワイヤーで固定したらバランスを見て、数本引き出して輪を崩しましょう。ワイヤーの強度が足りなければ、ワイヤーを2本使用して固定します。
2.(1)でワイヤーを巻いた部分に、ヒカゲノカズラをワイヤーで固定します。
【Point】ワイヤー部分は後からアップルウッド(実)で隠すため、なるべく同じ位置に巻きつけて固定しましょう。
【Point】ワイヤー部分は後からアップルウッド(実)で隠すため、なるべく同じ位置に巻きつけて固定しましょう。
3.ヒカゲノカズラに添わせるようにしてユーカリをワイヤーで固定します。
4.スターリンジアは茎部分をワイヤーで束ねてからワイヤーで固定してください。スターリンジアが隠れないように気をつけながら、その手前にペッパーベリーをワイヤーで固定します。
【Point】ドライの(乾燥している)ペッパーベリーはもろいので、ワイヤーでとりつけるのが難しそうなら、グルーガンで接着するようにしましょう。
【Point】ドライの(乾燥している)ペッパーベリーはもろいので、ワイヤーでとりつけるのが難しそうなら、グルーガンで接着するようにしましょう。
5.アップルウッドの茎部分を短くカットし断面にグルーガンをたっぷりつけて、ワイヤー部分を隠すようにして土台に接着します。ヤマシダはアップルウッドの裏側に添えるようグルーガンで接着しましょう。
【Point】ヤマシダのように同じ形をしている葉を2枚使用するときは、角度を少しズラすと表情が出ます。
【Point】ヤマシダのように同じ形をしている葉を2枚使用するときは、角度を少しズラすと表情が出ます。
6.水引を両手で束ね、3重の輪を作り、輪の重なり合う部分をワイヤーで束ねます。バランスを見て土台にワイヤーで固定し、飾る際にひっかけるための輪をワイヤーで土台に取りつけたら完成。
【Point】3重にする水引の輪の大きさが異なる方がバランスがよくお洒落です。
【Point】3重にする水引の輪の大きさが異なる方がバランスがよくお洒落です。
水引を外せば、お正月以降も飾れるリースに
Sheageのために素敵な「しめ飾り」を考案、作り方を教えてくださったのは、埼玉県さいたま市浦和にあるお花屋さん『plain』の伊藤真実さん。
「花材は乾燥に強いものや、もともとドライのものであれば何でもOKです。ヒカゲノカズラの代わりに松を使用したり、水引を紅白にしたりすると、ぐっと和の雰囲気が増します。
また、アップルウッドの代わりとして、クリスマスリースやツリー飾りとして使用した松ぼっくりを再利用してもいいですね。ワイヤーで取りつけた水引を取ることで、お正月以降も長く飾ることができますよ」
「花材は乾燥に強いものや、もともとドライのものであれば何でもOKです。ヒカゲノカズラの代わりに松を使用したり、水引を紅白にしたりすると、ぐっと和の雰囲気が増します。
また、アップルウッドの代わりとして、クリスマスリースやツリー飾りとして使用した松ぼっくりを再利用してもいいですね。ワイヤーで取りつけた水引を取ることで、お正月以降も長く飾ることができますよ」
作り方も土台も同じで、花材を少し変えるだけで雰囲気が一変。一般的にしめ飾りは1月7日にしまうものとされていますが、水引を取ってしまうことで7日以降はお部屋のインテリアとしても愉しめます。
photo / 八木虎造
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営業時間:11:00 ~19:00