お茶をしながら楽しむ手編み。誰でも気軽に参加できる「amuhibi knit」のニットカフェ

毛糸玉と編み針さえあればいつでもどこでも始められて、間違えたら解いてやり直すことができる編み物。毛糸の種類も編み方も豊富で、ここ数年、趣味として楽しんでいる方も増えているのだとか。ただ一方では、始めたいけど難しそうでなかなか始めることができないという方もいるのでは？梅本みきこさんが代表を務め、福岡で制作を行っているニットブランド「amuhibi knit」では、初めての方でも気軽に参加することのできるニットカフェを定期的に開催しています。

ニットカフェが開催されるのは、福岡県福岡市中央区の護国神社から徒歩3分ほどの場所にあるamuhibi knitアトリエ。月曜日は10:00～12:30と13:00～15:30の2回コマ開催で各2,000円（2コマ続けて編む場合は3,000円）、土曜日は13:00～17:00の1コマで3,000円とのこと。どちらもお茶とお菓子がついてくるそうです。
ただし、初めての方は無料。なにを編むか、どの糸で編むかなどを梅本さんと一緒に決め、ゆったりと時間が流れる空間で気軽に手編みを学び始めることができます。なにが編めるのか不安な方は、オリジナルのキット（別途料金）も用意されているそうなので安心。経験者さんも、編みたいものを持って行って、一人では難しい箇所を梅本さんに教えてもらったり、編んだことのないアイテムにも挑戦できるので、みんながそれぞれ自分のペースで楽しめます。毎月月末までにスケジュールが発表され、各回の定員は4名。気になる方はお早めに予約の連絡をしてくださいね。

いろいろな糸で編み物を続けてきた梅本さん。ニットカフェでは、海外から取り寄せているものなどさまざまな種類の糸を紹介してくれます。例えばこちらは、アメリカ産の羊毛で撚られている『BROOKLYN TWEED』という糸。空気をたっぷり含んでいて、見た目に反してとっても軽いのだそう。羊の油がほどよく残った、やわらかいツイード糸です。編み目がくっきり出るので、かのこ編みやアラン模様などを編むのにおすすめ。

こちらはアルパカが混ざったリリアン状の糸『ROWAN -alpaca merino dk-』。ふわふわかつしっとりとした手触りで、まるで雲みたい。リリアン糸は繊細で伸びるため、慣れるまで少し時間がかかりますが、着心地やつけ心地が本当に気持ちよいので、編み上がるころには他にもいろいろと編みたくなっているかも。一切ちくちくしないので、スヌードなどにも最適です。ちなみにこちらのスヌードは見た目よりも簡単に編めるそうで、ニットカフェ参加者の中でも人気とのこと。

時間をかけてひと目ずつ編み進めていく手編み。すぐには出来上がらないからこそのわくわく感や楽しさを、amuhibi knitのニットカフェでぜひ感じてみてください。ただただ編み物と向き合って、お茶をしながらまた編み進める。そんなほっこりとした幸せな時間が、きっとあなたを待っています。