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「馬喰町ART+EAT」は、まだ今ほど注目をされていなかったこの街の、憩いのスペースに

「馬喰町ART+EAT」は、まだ今ほど注目をされていなかったこの街の、憩いのスペースに

馬喰町というと、以前はどこ?と首を傾げる人も多かった地域ですが、近頃は素敵なカフェやセレクトショップなどが増えて、散歩が楽しい街に変貌しつつあります。そんな変化のさきがけとなったギャラリー+ダイナー「馬喰町ART+EAT」をご紹介します。

自分のしたいことができるスペースを探し続けて

「馬喰町ART+EAT」の落ち着いた店内

元々は繊維関係の会社や問屋が軒を連ねていた馬喰町。けれども、バブルが弾けたことがこの街にも変化をもたらしました。小さな会社がどんどん移転し、その後借り手がつかず、空き部屋になっていたスペースに目をつける人たちが現れたのです。馬喰町ART+EATのオーナーである武眞理子さんもそのひとりです。「私にはこういうものを作りたいというモデルがあって、それが実現できるスペースをずっと探していました。でも、不動産屋に行っても、そんな場所あるわけがないと言われ、埒があかないので企画書を作って周囲に配って歩いていました」(武さん)。その企画書がまわりまわってリノベーション物件を得意とするR不動産の手に渡り、この馬喰町のアガタ竹澤ビルを紹介されたのだそうです。

ロンドンのテムズ川沿いにあったギャラリー&ダイナーがモデル

展示物が飾られている「馬喰町ART+EAT」の店内

「1990年代に、ロンドンのテムズ川沿いにレンガ倉庫を改装したギャラリー&ダイナーがありました。何人かのアーティストが自分たちでリノベーションして運営していたのですが、住宅街の中にあったのでアーティストだけではなく、付近の住民が子供を連れて集まるような憩いの場になっていたんです」(武さん)。アーティストが壁を白く塗ったりしているそばで、子どもたちが遊んでいたり。そして、ダイナーには農場から取り寄せた新鮮な野菜で作られた料理が並び、値段も手頃で誰でも気軽に食べることができる。そんなアートが人々の生活に根付いたスペースを見た時、これを日本に作りたいと武さんは強く思ったのだそうです。しかし、日本での物件探しは難航し、どうしようかと思っていた時、アガタ竹澤ビルと出会いました。

開店当初、馬喰町?それどこ?と言われていましたが…

「馬喰町ART+EAT」のオーナー武さん

馬喰町ART+EATの扉を開けると、広いスペースにテーブルと椅子が並び、その時開催されているイベントの展示があります。真ん中にはキッチン、その奥には小さなスペースがあって、武さんの事務所として使われています。「鰻の寝床のように細長くて、ちょうど鉄アレイみたいな形の間取りでした。もう見た瞬間にここなら私のしたいことができると思って、即決したんです」(武さん)。大家さんが好きにして良いと言ってくれたそうで、天井をとって配管などを剥き出しにしたり、壁を白く塗ったりして、今のスペースを作り出したのだとか。「最初は私の友人たちも、馬喰町?それどこ?なんて言うぐらいでしたが、それから特色のあるお店がどんどんできてきて、今のように注目されるエリアになるなんて、当初は予想もしていませんでしたね」(武さん)。

レバノン料理を提供した理由はマイルド&ヘルシーだから

「馬喰町ART+EAT」は、まだ今ほど注目をされていなかったこの街の、憩いのスペースに

現在はイベントやパーティ開催時など特別な日だけの提供となっていますが、開店当初は『レバノン料理』をだしていたのだそう。「料理研究家で“パテ屋”店主の林のり子さんに、ここで出す料理は何が良いと思いますか?と尋ねたら、『それはレバノンよ』と言われました。そこで、中近東やアフリカの国々に駐在したことのあるご家庭の婦人達が携わっている『中近東アフリカ婦人会』という会があって、そこに所属する小川美穂さんにレシピ提供をお願いしたんです」(武さん)。レバノン料理と聞いても、あまりピンとこない人も多いと思いますが、、基本はレモンとオリーブオイルと塩をベースに、新鮮な野菜をたっぷり使ったマイルドでヘルシーな料理なのだそう。レバノンに内戦があったとき、欧米に亡命した人が食べているものを見て、肥満に苦しむ欧米人たちが注目したことから、ブレイクしたという経緯があったことを聞くと断然興味が湧きます。

野菜を使ったマフィンや美味しい珈琲でつい長居したくなる

「馬喰町ART+EAT」のマフィンとコーヒー

普段、ここを訪れていただけるのは、その時々によって変わるお菓子と、スペシャルティコーヒーのさきがけ『堀口珈琲』。そのほか、紅茶やお酒も楽しむことができます。伺った日にいただいたのはレモンのケーキと野菜のマフィン。マフィンは、千葉県四街道市にある農家「kiredo」さんによるもので、この日はちぢみほうれん草とクルミのマフィンをいただきました。「ここは私自身も好きなスペースで、とっても落ち着くんです。パソコンを持ってきて、ずっと仕事をされている方もたまにいますよ」(武さん)。

そんな居心地の良さは、いったいどこからくるのか。次回はその理由を考えてみたいと思います。どうぞ、お楽しみに。

photo / 馬喰町ART+EAT/reeeko

馬喰町ART+EAT
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202
火・水・木 12:00〜19:00(L.O.18:00)
金・土   12:00~21:00(L.O.20:00)
日・月・祝 休み

https://www.art-eat.com/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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