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再従姉妹(はとこ)でお店を始めたら…。“湘南餃子と泡”のお店「ハトコヤ」のはじまり<前編>

お酒を愛する人たちの間で「泡」といえば、シャンパンやスパークリングワインのこと。この泡を個性豊かな餃子と一緒に楽しめるお店を逗子で見つけました。<前編>では、お店ができるまでのエピソードをご紹介します。

再従姉妹(はとこ)でお店を始めたら…。“湘南餃子と泡”のお店「ハトコヤ」のはじまり<前編>

きっかけは、お酒を楽しみながら交わした会話

神奈川県伊豆の「ハトコヤ」オーナーの高橋さん

逗子のなぎさ通り商店街にある「ハトコヤ」は、カウンター10席ほどの小さなお店です。店名の由来は、オーナーである高橋章子さんと再従姉妹(はとこ)の山田由利加さんの二人でお店を始めたことから。高橋さんは過去にベーカリーカフェを経営し、パンづくりをしていた経歴の持ち主です。
お二人は子どもの頃からの付き合いですが、ある日お酒を楽しみながら交わした会話が「ハトコヤ」開業へとつながっていきます。

“妄想”は広がり、物件探しに

神奈川県伊豆の「ハトコヤ」の外観

「二人で『もし次にお店を始めるとしたら何のお店がいいかな』という話をしていたんです。意見が合ったのが餃子のお店でした」と、高橋さんは開業に至る経緯を振り返ります。高橋さん曰く二人の“妄想”は広がり、餃子に合わせるお酒にも会話は発展します。
「ビールではありきたりなので、シャンパンはどうだろう。それ、いいね!と盛り上がりました」(高橋さん)。なんと、その日のうちに山田さんがパソコンで物件探し。そして、なぎさ通り商店街に建つ商業ビル「Zushi Small Square」内の空き物件を見つけました。

不動産屋さんとのご縁に後押しされて

餃子とシャンパンがメインのお店「ハトコヤ」

数日後、軽い気持ちで物件を見に不動産屋へ。ところが、お目当ての物件は飲食NGという条件が付いていました。
「『この物件とはご縁がなかったね』と話して帰ろうとしたところ、担当者に「ところで、どんなお店を始めたいんですか?」と聞かれたんです。そこで“餃子と泡”の構想を話したところ、『ぜひ出店してほしいです!私がオーナーを説得します』と言ってくれたんです」(高橋さん)。
じつは自身もシャンパン好きというその担当者は、オーナーへ“餃子と泡”の構想を説明。オーナーも「そういうお店であれば」と納得してくれて、現在の物件を借りることができました。
「物件とのご縁はもちろんなんですが、担当者の方とのご縁に後押しされたのだと思います。いまはお客さんとして食べに来てくれるんですよ」と高橋さんは笑顔を見せます。

内装は周囲に助けられながら手づくり

再従姉妹(はとこ)でお店を始めたら…。“湘南餃子と泡”のお店「ハトコヤ」のはじまり<前編>

再従姉妹お二人が交わした会話から、あっという間に開業の二文字が現実味を帯びてきた“餃子と泡”のお店。
「内装は、親戚の建築士に手助けしてもらいながら自分たちでも一部手を加えました。壁を塗ったり、タイルを選んで貼ったりして、準備期間も楽しかったです」(高橋さん)。
ボトルの並ぶ棚の一部には手書きの文字が書かれていますが、これも自分たちで黒板塗料を塗ったもの。また、外に掛けられた可愛らしい木製の看板は、開業してからお客さんがつくってくれたものです。「だから、このお店が可愛くてしかたないんです」という高橋さんの言葉には、ハトコヤへの深い愛情がにじんでいました。

今回の<前編>に続き、<後編>では、ハトコヤの餃子の魅力に迫ります。どうぞ、お楽しみに。

photo / キムラミハル

「ハトコヤ」
住所:神奈川県逗子市逗子7-6-20 Zushi Small Square 1F
電話:046-872-1855
営業時間:月・水~金曜18:00~23:00(22:30 L.O.)、土・日曜17:00~23:00 (22:30 L.O.)
定休日:火曜

https://hatocoya.com/

この記事を書いた人

酒井 牧子 新潟県生まれ。ライター、編集者。編集プロダクション、求人広告の制作会社などを経て2003年よりフリー。会員誌、会社案内、環境報告書、社内報、学校案内、通販カタロ...

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