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北海道のものづくりが集結!『スロウ』という雑誌から生まれたイベント“スロウ村の仲間たち”

北海道のものづくりが集結!『スロウ』という雑誌から生まれたイベント“スロウ村の仲間たち”

北海道の心豊かな暮らしを紹介する雑誌『northern style スロウ』の誌面をそのまま現実に再現した“スロウ村の仲間たち”は、年に一度、毎年10月に十勝を舞台として編集部スタッフ、作り手たち、読者が一堂に会するイベントです。その立ち上げから運営に携わる本誌編集部スタッフへのインタビューをお届けします。

『スロウ村の仲間たち』のはじまり

雑誌『northern style スロウ』編集部の片山さん

十勝の帯広を拠点とする印刷会社のソーゴー印刷。その出版部門であるクナウマガジンは、地方出版の可能性を信じて、北海道の魅力を伝える雑誌を数多く出版してきました。その一つ、雑誌『northern style スロウ(以下、スロウ)』は今年で創刊13年目を迎えます。本誌は旅行雑誌でも、通販カタログでもなく、“北海道の暮らしそのもの”をありのままに伝える、他に類を見ない季刊誌として、編集部スタッフが心から“良い”と思ったひと・ものに直接会いに行き、記事にするという、創刊時から変わらないスタイルで雑誌づくりをしています。

全国各地の大型書店でも取り扱っている雑誌『northern style スロウ』

雑誌『スロウ』は北海道内の書店やコンビニなどを中心に流通し、全国各地の大型書店でも取り扱っています。中には、コンセプトに共感し、カフェや宿などに設置してくれる方も多く、旅先で本誌を知ったことをきっかけに本州からの定期購読者も増え、その半数は道外の方なのだそうです。近頃では“スロウに載るのが夢”などと言ってくれる方も増え、改めて『スロウ』を大切に思う多くの人の存在によって成り立っていることを実感する一方、なかなか直接顔を合わせる機会がない編集者・取材先(作り手)・読者が“もし一堂に会して楽しく過ごせるイベントが出来たら、どんなに素晴らしいことだろう”といった共有認識が長年編集部内にあったといいます。
そんな中、本誌を作り上げている編集者と取材先、多くの読者の3者が繋がり合えることを目的に、イベント“スロウ村の仲間たち”を立ち上げたのが、当時編集部に在籍したばかりの片山さんでした。
今回は“スロウ村”の運営に携わる『スロウ』編集部の女性メンバー、片山さん、尾崎さん、家入さんにイベントの立ち上げのエピソードとともに、その魅力についてお話を聞きました。

イベント「スロウ村」の昨年の様子

--“スロウ村”をスタートしたきっかけは?
スロウ編集・片山さん「本格的に企画を立て始めたのはちょうど入社1年目、2012年の秋頃でした。私はもともと雑誌『スロウ』が好きでソーゴー印刷に新卒で入社し、単純に“こんなイベントがあったら、自分なら絶対行ってみたい!”と思い、“やりましょう、やりましょう!”と半ば勝手に(笑)動き始めました。
その時は入社したばかりの新人で、売上や会社の業績のことは、正直全然考えていなくて(笑)。でも、当時の編集部のメンバーは賛同し、一致団結してくれました。結果、雑誌『スロウ』創刊10周年を機に、イベント“スロウ村の仲間たち”を立ち上げることができました。
スロウ村の企画は、きっと編集部のメンバーみんな心の中で“できたらいいな”と思っていたのだと思います。たまたま、私が走り出すきっかけを作っただけかな、と。雑誌の企画と同様、携わるスタッフが心から“良い”と思っているから、苦悩があっても毎年頑張れるんでしょうね。イベントを開催する10月は十勝でも晴天が多い時季で“十勝晴れ”がキレイな季節でもあります」

イベントが盛りだくさんの「スロウ村」

スロウ編集・片山さん「“スロウ村の仲間たち”は毎年10月上旬に開催し、今年で5回目です。“また来年、スロウ村で会おうね!”という声を出展者や来場者の方からいただき、北海道の素材、北海道の作り手によって生み出された“ほんとうに良いもの”に出会えるイベントとして、十勝で開催していることが徐々に浸透していることを実感しています。まだまだ進化できる部分は山ほどありますが、イベントの規模は年々拡大し、会場内でのスタンプラリーやトラベリング・バンドのライブステージなど好評をいただいています」

雑誌『スロウ』の世界観が丸ごと、一つの村になる

雑誌『スロウ』編集部の尾崎さん

--“スロウ村の仲間たち”の魅力は?
スロウ編集・尾崎さん「普段、北海道内でもなかなか足を運べない場所で活動している作家さんたちと一堂に会えることが大きな魅力です。飲食も素材にこだわりのあるお店が出店しているので、おいしい食材との出会いもあるはずです。作家さんはもちろん、遊びに来ているお客さんもお洒落な方が多く、個人的には身に付けているアイテムやファッションも参考になりますね。欲しいものがなくても、ただ芝生でのんびりするだけで楽しいですよ」

編集部・家入さん

スロウ編集・家入さん「何と言っても、雑誌『スロウ』の世界観が丸ごと、ひとつの村になっているところです。本の中に入り込んだような気分を味わえ、道内各地で活躍している作家や生産者の方と直接コミュニケーションを図りながら“お気に入りを探す時間”そのものを楽しむことができます。クナウマガジンの雑誌に掲載された方たちが集まるイベントですので、一度“取材”というかたちで編集者と交流があります。そのため、お互いの信頼関係にもとづいたイベントの世界観づくりが可能となり、それが“スロウ村の仲間たち”全体の魅力づくりにつながっているのではないかと思います」

過去取材した職人たちが集まるイベント

スロウ編集・家入さん「単純に、大好きな作家さんがたくさん集まるので楽しみです。誌面を通してその思いを知っているからなおさら。“こんなに素敵な人たちが北海道にはたくさんいるんだ”と、みんなに知ってもらいたいですね。編集者として取材した方と久しぶりに再会できる場であり、新しい取り組みについて伺える場でもあります。また、読者の方たちの“とにかく楽しい!”オーラを感じられると、こちらも幸せになれます」

北海道が魅力的な土地であることを再確認

当日は音楽イベントも開催

--“スロウ村”を通して得たものとは?
スロウ編集・片山さん「最初の頃は“自分たちがやりたいから”という動機が大きかったのですが、出展者さんから“スタッフ、出展者、お客さん、あの場にいた皆さんが同じ時間、同じ空間を共有してひとつの夢を実現しているような幸福感がありました。終わってからも、しばらくその余韻に浸っていました”“作って売ることは緊張と喜びとがありますが、このイベントでは、それ以上にあたたかい気持ちをたくさんいただけたと思っています”といった声や、“素敵なものとの出会いがありました。創る人が心を込めて作っていることが見えるので、それが伝わってきました”“楽しい音楽で陽気な気分になれました。日本じゃないみたいで楽しめました”など来場者の声をいただき、私たちが想像していた以上に多くの喜びの声に、嬉しさと同時に責任の大きさを感じるようになりました。
イベントを開催することで今まで知らなかった作家と出会えて取材ができたり、出展者同士がコラボして新しい商品が生まれたり、イベント当日だけに留まらない繋がりを生むことができて、得るものの大きさも感じています」

イベントでは本の販売も行う

スロウ編集・片山さん「当日の運営はソーゴー印刷の社員が総出で行うのですが、社員のモチベーションも年々高まっているように感じられます。会場で“スロウ村の仲間たち”を愛してくれる人たちからの声を直接聞くことができて、たくさんの人に喜んでいただけるイベントを自分たちが主催しているという誇らしさを感じ、やる気になってくれているのだと思います。運営するスタッフが気持ちよく携わってくれること。その大切さは、私自身が実際にイベントをやってみて強く感じているところです」

北海道の新鮮な食材を使った料理

スロウ編集・尾崎さん「イベントを通して、北海道ってとっても魅力的な土地だな〜!ということを再認識できます。普段から実感していることではあるのですが、素晴らしい技術を持った個性的な面々が一堂に会すると、“スロウ村の仲間たち”の会場にパワーが集結するといいますか、キラキラしたエネルギーでいっぱいになるんです。北海道には凄い人がたくさん住んでいて、素敵な物がたくさんある。北海道って良い所だなと、改めて感じます」

イベント当日に販売されている本たち

スロウ編集・家入さん「第一回からイベントに携わり、最初の頃は“スロウとは何なのか”と、私自身がぐるぐる模索していた時期でもありました。雑誌『スロウ』のイベントに出店したいと言ってくれる人がいて、当日はたくさんの方が来てくれて、私たちが雑誌づくりを通して地道に発信している価値観に、共感して求めてくれている人がたくさんいるということに、無性に感動しました。何よりのモチベーションになると同時に、自分たちの情報発信にしっかり責任を持たなければ、という戒めにもなりました。“スロウとは何なのか”。その答えの一つのカタチが“スロウ村の仲間たち”に集約されているのだと、今では思っています」

「スロウ村」イベントに集まった出展者たち

スロウ編集・片山さん「“スロウ村の仲間たち”は、『スロウ』という雑誌媒体から生まれたイベントです。少し不思議に思われるかもしれませんが、それは他のイベントと最も違うポイントでもあります。
イベント運営においても最初の頃と比べて、回を重ねるごとにスムーズに進められるようになっていますが、それ以上に、出展者と編集者の一体感が高まってきているのではないかと思います。すべてを運営側が用意するのではなく、共に創り上げていくという意識を持っていただいている方が多いように感じます。そのため、出展者を頼らせていただいている部分も多いです。バランスは大事ですが、それでいいのかなというか、だからこその“スロウ村の仲間たち”なのかなとも思います。
たくさんの方に支えていただいていることに、改めて気づかされます。出展者や来場者の方に楽しんでいただけることが純粋に嬉しい。そう思える自分がいることが、やっぱり嬉しいと思います。それは他部署の社員にとっても、大なり小なりあるのかなと。私たちにとっては自社の仕事が地域の活性化につながったり、文化的な価値観の創造のきっかけとなっていることを実感できる場でもあります」


2017年の『スロウ村の仲間たち』は10月8(日)・9日(月・祝)に、十勝の更別村にあるオートキャンプ場「さらべつカントリーパーク」で開催されます。舞台となる更別村とは?
次回は今年の“スロウ村の仲間たち”の見所と合わせて、引き続きインタビューをお届けします。

photo / ソーゴー印刷

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『スロウ村の仲間たち2017 in さらべつカントリーパーク』
日程:10月8(日)・9日(月・祝)
時間:8日10:00~16:00、9日10:00~15:00 ※雨天決行
場所:北海道更別村字弘和541-62
   さらべつカントリーパーク(オートキャンプ場)

http://www.n-slow.com/event

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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