モエレ沼公園で自然とアートと、北海道の旬を楽しむ至福のランチ
- 公開:2016.4.27
- グルメ・食
札幌のモエレ沼公園ガラスのピラミッドにある「ランファン・キ・レーヴ」はミシュランガイドブックにも掲載されるフレンチレストラン。彫刻家イサム・ノグチがデザインした世界的にも有名なアートパークで、とれたて新鮮な道産食材を使った腕利きシェフこだわりのメニューを楽しめます。
彫刻作品に包まれたアート空間
モエレ沼公園は200ha近くある広い敷地内に大きな山やガラスのピラミッド、最大25mまで吹き上がる噴水など自然とアートが融合したまさに全体が彫刻作品となった公園。9月の「モエレ沼芸術花火」などイベントも開催し、市民にも親しまれ一年中楽しめる場所です。
独創性に富んだ児玉シェフの料理
ガラスのピラミッドの入口に「ランファン・キ・レーヴ」の入口があります。店名はモエレ沼公園を駆けまわる少年たちからヒントを得たもので、フランス語で「夢見る少年」を意味するのだそう。店内に入ると公園の賑やかさとは一変、穏やかで静かな時間が流れています。
店内は白を基調とした空間で公園の風景を一望する開放的なガラスを配しています。オープンキッチンがあり、コースで味わうメニューをその場で調理する料理人たちの姿も。シェフの児玉さんはモリエール、マッカリーナと系列店で経験を積んできた独創性に富んだ料理が特徴です。
店内は白を基調とした空間で公園の風景を一望する開放的なガラスを配しています。オープンキッチンがあり、コースで味わうメニューをその場で調理する料理人たちの姿も。シェフの児玉さんはモリエール、マッカリーナと系列店で経験を積んできた独創性に富んだ料理が特徴です。
気軽に楽しめるランチコース
今回オーダーしたのは「ランチコース」(3,680円+サービス料)。最初に味わったのは、ふきのとうとシュガーナッツが入ったコンソメスープ。続いて、春は桜の季節ということで、桜餅風に鯛を包んだユニークな一品です。手づかみでひと口。鯛はほんのり塩で味付けされていて、お口の中にふわっと桜の香りが広がります。
旬の素材が織りなす繊細な味わいのリゾット
タケノコ、行者ニンニク(アイヌネギ)、ウドが入った「リゾット」(写真上)は春菊のソースで味わいます。チーズや炭の塩、鮎の内蔵などいろんな味をプラスして楽しめるのもポイント。鮎の内蔵と山菜の苦味の調和は絶妙です。
「鶏肉とピクルス」(写真左下)は胸肉を低温調理して蒸したものにレバーペーストと白コショウで。ミントがアクセントになっています。サラダの「ハーブガーデン」(写真右下)は喜茂別町(きもべつ)の契約農家から仕入れたもの。焦がしバターソースとヨーグルトソースの2種類を混ぜながらいただきます。
「鶏肉とピクルス」(写真左下)は胸肉を低温調理して蒸したものにレバーペーストと白コショウで。ミントがアクセントになっています。サラダの「ハーブガーデン」(写真右下)は喜茂別町(きもべつ)の契約農家から仕入れたもの。焦がしバターソースとヨーグルトソースの2種類を混ぜながらいただきます。
本日のメイン料理は真狩村(まっかり)のハーブ豚の炭火焼き。ケッパーとオリーブ、ピンクペッパーに黄色ニンジンとじゃがいもを添えて。ハーブ豚はオレガノ、シナモン、ジンジャー、ナツメグの天然ハーブ4種類をエサとして与えることで、豚特有の臭みがなくなり、柔らかくて旨味があるブランド豚です。
食感と甘さを楽しむ伝統のデザート
デザートにはフランス伝統スイーツのヴァシュラン。メレンゲを器の形にしてオーブンで焼いたもの。中には苺が入っていて、酸味が強くならないように冷やしすぎず甘さを出しているのだそう。メレンゲを崩しながら生クリームとバニラアイスと一緒に。メレンゲは口に入れるとスッと溶けてしまい甘さがほのかに残ります。
季節ごとで豊かな表情を映し出すモエレ沼公園は自然とアートだけではなく、北海道で育った豊かな旬の素材を楽しむことができます。今回はランチで訪れましたが、夜もまた違った美しい表情を見せてくれる園内でディナーもおすすめです。ちょっとした記念日や大切な日などに出かけてみてはいかがでしょうか?
季節ごとで豊かな表情を映し出すモエレ沼公園は自然とアートだけではなく、北海道で育った豊かな旬の素材を楽しむことができます。今回はランチで訪れましたが、夜もまた違った美しい表情を見せてくれる園内でディナーもおすすめです。ちょっとした記念日や大切な日などに出かけてみてはいかがでしょうか?
photo / 渡邊 孝明・Sheage編集部
レストラン ランファン・キ・レーヴ
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話011-791-3255
時間:11:30〜14:30(ランチ)、17:30〜19:00(ディナー)
休み:月曜