イースト東京から発信する懐かしくて新しいジュエリーブランド
注目の街、馬喰町の人気のきっかけともなったのが気鋭のファッションブランドや雑貨店などが入る「アガタ竹澤ビル」。このビルの1階にあるのがジュエリーブランド「AbHerï(アベリ)」のアトリエを併設したコンセプトショップです。
「AbHerï」の特徴のひとつが、すべてのデザイナーが職人を兼ねている、つまり制作も行うということ。各デザイナーが創造した世界観をラフスケッチに描き、自らの手でプロトタイプモデルを制作。360度どこから見ても美しい精密な立体であることを検証した後、ようやく製品化となると言います。そして、この精密な立体の再現を可能にしているのが、伝統的宝飾技術なのです。純度や色にまでこだわった地金や厳選された宝石に、伝統的な宝飾技法を施すことで、はじめて繊細で美しい商品が完成するのだそう。「AbHerï」の商品が新しいのにどこか懐かしい雰囲気をまとっているのは、先人から受け継がれてきた伝統的技法によるものなのですね。
「AbHerï」の特徴のひとつが、すべてのデザイナーが職人を兼ねている、つまり制作も行うということ。各デザイナーが創造した世界観をラフスケッチに描き、自らの手でプロトタイプモデルを制作。360度どこから見ても美しい精密な立体であることを検証した後、ようやく製品化となると言います。そして、この精密な立体の再現を可能にしているのが、伝統的宝飾技術なのです。純度や色にまでこだわった地金や厳選された宝石に、伝統的な宝飾技法を施すことで、はじめて繊細で美しい商品が完成するのだそう。「AbHerï」の商品が新しいのにどこか懐かしい雰囲気をまとっているのは、先人から受け継がれてきた伝統的技法によるものなのですね。
美しさと機能が融合したロングセラー「CHAIN-RING」
ジュエリーを着ける人、贈る人、それぞれの想いを形にしたのがロングセラーアイテムの「CHAIN-RING(チェーンリング)」。シリコンを内蔵したボールをチェーンに沿ってスライドするだけでサイズを自由自在に変えられるため、その日の気分によってどの指にも装着することができます。また、サイズが分からない相手にプレゼントすることも可能なため、男性が買っていくことも多いのだとか。調整したチェーンの残った部分の先端には、星や花などの小さなモチーフが。手の平で揺れる小さな輝きが、女性の手を繊細に可愛らしく演出してくれます。
レースをモチーフにしたシリーズ「Reticella」
かつて中世ヨーロッパでは繊細に編まれたレースは宝石のように価値があったそう。そんなレースをイメージしたのが「Reticella(レティセラ)」。「AbHerï」では伝統技法を大切にしていますが、ミルグレーションもそのひとつ。アンティークジュエリーによく見られる技法で、地金に小さな点を連続して打つことで、その凹凸に反射した光が優美な輝きを生み出します。こうした熟練した職人技を駆使した上品なレース模様は、フォーマルだけでなく、カジュアルな装いにもしっくり馴染んでくれそうです。
2017年の春夏シーズン最新作は「露」をイメージした「dew」
ダイヤモンドと言えば、宝石の王様。女性の永遠の憧れではありますが、普段使いできるデザインのものは意外に少ないですよね。そんな方にお勧めしたいのが、2017年春夏コレクションの「dew」。レーザーで穴を開けたローズカットダイヤモンドを並べることで、肌の上に水滴が零れるようなきらめきを表現したデザインが特徴です。余計な装飾がない分、どんなファッションにも馴染み、みずみずしいダイヤモンドの輝きが、自然な若々しさを引き立ててくれそうですね。
目にする度に愛の誓いを思い出す、物語のあるマリッジリング
もうひとつおすすめしたいのがマリッジリング。「AbHerï」には物語が詰まった素敵なマリッジリングがたくさん揃っています。
「SIRUSI(シルシ)」は、全くのお揃いではなく、男性のリングが女性のリングのトップ部分を押し付け刻印したようになっています。まさに永遠の愛を「しるし」たデザインが、マリッジリングにぴったりですね。
「SIRUSI(シルシ)」は、全くのお揃いではなく、男性のリングが女性のリングのトップ部分を押し付け刻印したようになっています。まさに永遠の愛を「しるし」たデザインが、マリッジリングにぴったりですね。
次に紹介する「MINORI(ミノリ)」は、植物の葉の彫刻模様と、果実をイメージしたダイヤモンドが特徴です。ふたつを重ねると、お互いのダイヤモンドがない場所を補うように、それぞれのダイヤモンドが配置されます。ふたりの足りないところを補い合い、これからますます愛の実りが豊かになるという物語がロマンチックです。
本物のジュエリーだけが持つ不思議な力
私は成人式の時、振袖の代わりにパールのネックレスを両親から買ってもらいました。あれから月日が流れましたが、冠婚葬祭の時だけでなく、シンプルなタートルネックや、白い麻のブラウスに合わせたりして今も活躍しています。このパールをつけると、自信が持てて、すっと背筋が伸びるので私にとってはお守りのような存在。本物のジュエリーは、年月を経ても色あせず、いつだって大人の女性の強い味方になってくれます。決して安いものではありませんが、だからこそ、きちんとした世界観のもと、ひとつひとつ丁寧に作られたこだわりのジュエリーを手に入れたいですよね。「AbHerï」に自分だけのお守りを探しに行きませんか?
photo / AbHerï
AbHerï(アベリ)
〒101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11アガタ竹澤ビル101号
JR馬喰町駅1番出口より徒歩2分