写真家でもあるデザイナーさんが手掛けるフォトジュエリー
「10.7(ワン・オー・セブン)」は、ジュエリーデザイナーであり写真家でもある竹ヶ原 麻希(たけがはら まき)さんが制作を行っているジュエリーブランド。そのブランド名は、竹ヶ原さんが生まれた日にちなんでつけられたのだそうです。動くたびにひらひらと揺れる軽い素材感のフォトジュエリーの中には、彼女がカメラを通して見た美しい景色がそっと閉じ込められています。
小さなフレームの中に広がる風景
静かな揺るぎをもたらす華奢なチェーンの先に飾られた写真は、四角や丸、葉の形などのさまざまな形に切り取られています。その小さなフレームの中に広がる景色はなんだかどれも幻想的。普段見る写真とはまた違った新たなイメージが写し出されていますね。竹ヶ原さんの撮る写真・生み出すジュエリーには、思わずじっと見つめてしまう、人を惹き込む魅力を感じます。
揺れるたび、写された情景をドラマチックに演出
正しいフォルムに捉われず、思うままにカッティングされた自由な形をしたデザインのものも。少しだけ大きめなモチーフが風に吹かれるたび、そこに写された情景をドラマチックなシーンのひとつのように見せてくれます。上のブルーの写真は瀬戸内海、下のグリーンの写真は枝葉だそう。自然が生み出したやわらかい色彩を耳元で揺らし、夏の装いのさわやかなアクセントにしてみてはいかがでしょうか。
“風、繊細、儚さ”が写真のテーマ
竹ヶ原さんは、青森県で生まれ育ったのち仙台や東京での生活を経て、現在は富山県で生活しています。風景写真は富山に来て撮るようになったとのこと。写真を撮る際のテーマは、“風、繊細、儚さ”なのだそう。名所でもなんでもない、日常を過ごす中で目にする風景たちを切り取った写真の数々に、静かに心を動かされます。HPにはそんな素敵な写真の数々が掲載されているので、ぜひご覧になってみてください。風景写真以外にも、女性を撮影したポートレート写真も見ることができます。
自然の風景を閉じ込めたピアスを日々耳元に揺らして
横浜赤レンガ倉庫での催事への参加や個展の開催など、写真やフォトジュエリーのさまざまな発表の場を設けている竹ヶ原さん。時にはフォトジュエリーのワークショップを行うこともあるそうです。
写真をそのままデザインに落とし込むという発想がとても素敵な「10.7」のジュエリーは、竹ヶ原さんの持つ世界観でしか表現できない唯一無二のもの。春にはピンクの桜を、夏には新緑の木々を、秋には色鮮やかな紅葉を、冬にはしんと静まった海を。その季節でしか見ることのできない自然の風景を閉じ込めたピアスたちを、日々耳元に揺らして楽しんでくださいね。
写真をそのままデザインに落とし込むという発想がとても素敵な「10.7」のジュエリーは、竹ヶ原さんの持つ世界観でしか表現できない唯一無二のもの。春にはピンクの桜を、夏には新緑の木々を、秋には色鮮やかな紅葉を、冬にはしんと静まった海を。その季節でしか見ることのできない自然の風景を閉じ込めたピアスたちを、日々耳元に揺らして楽しんでくださいね。
10.7(ワン・オー・セブン)
MAKI TAKEGAHARA | 写真家 竹ヶ原麻希(タケガハラマキ)