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マーブルの色彩と幻想的な表情の「うつわ」で楽しい時間を

「形、色彩、景色」をテーマに作品を作っている陶芸家の中川智治(なかがわともはる)さん。何年、何十年とずっと使い続けてもらえるような「うつわ」を大切に制作されています。ひとめ見ると忘れられない色合い、芸術作品のような存在感を放つ、うつわたちをご紹介します。

マーブルの色彩と幻想的な表情の「うつわ」で楽しい時間を

北欧の陶芸家「ベルント・フリーベリ」の作品に出会う

中川智治さんが陶芸家の道を志したのは、オーストラリアに留学していた頃。北欧の陶芸家・ベルント・フリーベリの作品と出会い、興味をもったのがきっかけです。日本に帰国した後陶芸を学び、2014年から本格的に作家活動を行っています。ヨーロッパの陶磁器への関心が高く、自らが欲しいと思える、長く大切に使いたいと思えるような作品を作り出しています。

誰かのもとでずっと使い続けてもらいたい

2016年には「第9回現代茶陶展」「第22回美濃茶盌展」に入選。陶芸家として活動の幅を広げ多くの人に作品が認められ、評価されています。中川智治さんが作品をつくる時に大事にしていることは、「いそがず丁寧に作ること」。そして作品一つ一つに、「誰かのもとでずっと使い続けてもらいたい」という気持ちがこめられています。

「彩磁」にあるおもてなしの心

複数の粘土を混ぜ合わせて作る“練り上げ”という伝統技法を用いた作品『彩磁』。マーブルに混ざり合う模様が印象的です。薄く作られているので、冷たい飲み物用としておすすめなのだそう。これからの季節のおもてなしにもぴったりですね。

誰もみたことがない色彩を研究しつづける

まだ誰も見たことのない色彩を求めて、日々釉薬の研究をしている中川智治さん。『桜のフリーカップ』は、幻想的な色合いを楽しめるカップです。作品作りのテーマである、「景色」が「うつわ」に伝わり、光の加減とともにいろいろな表情を楽しませてくれます。

中川智治さんの作品は、ハンドメイドオンラインショップ「Creema」での取り扱いもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。ご自宅に中川智治さんの「うつわ」を取り入れてみてはいかがですか?
この記事を書いた人

smile 出身は広島県。フリーランスとして活動中。楽しいと思える時間や空間が好き。趣味は、バイクに乗り自由気ままに走ること。好きな場所は、図書館やカフェ。ファッション...

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