暮らしに千変万化の和の彩りを。ギフトや普段使いにも便利な「風呂敷のおしゃれな包み方」
- 公開:2017.4.3
- インテリア・生活雑貨
日本で昔から使用されている風呂敷が、今エコでおしゃれなアイテムとして、和の装いだけでなくさまざまな場面で活躍できるという事で見直されています。そこで今回は、東京・神宮前にある風呂敷専門店『むす美』が提案する風呂敷の包み方、使い方をご紹介します。
風呂敷をカジュアルに使う
風呂敷はおしゃれでクリエイティブな和の“エコ・バッグ”。包むものやファッション、TPOによって変幻自在に形を変え、使わないときは小さく折りたたんでしまえます。また、気分や季節に合わせていろいろなデザインのものを楽しむこともできます。
もちろん和装だけでなく、最近は洋装やカジュアルな日常使いにも合うような柄や使い方もされています。
今回は、東京・神宮前にある風呂敷専門店『むす美』が提案する、暮らしに彩りを添える風呂敷の包み方、使い方をご紹介します。
もちろん和装だけでなく、最近は洋装やカジュアルな日常使いにも合うような柄や使い方もされています。
今回は、東京・神宮前にある風呂敷専門店『むす美』が提案する、暮らしに彩りを添える風呂敷の包み方、使い方をご紹介します。
本やパソコンを包むのに便利な「リボン包み」
まずは、本やファイル、パソコンなど、日常でよく使うものに多い四角くて薄いものを包む「リボン包み」をご紹介します。風呂敷の端を二か所結ぶだけのとっても簡単な結び方。結び目のリボンがさりげないアクセントになっているので、ちょっとしたプレゼントの時や、友人に借りた本を返したりする時など、色々な場面で活躍しそうです。また、使わない時はコンパクトにたためるところもスマートでいいですね。
おうちパーティーに大活躍な「瓶包み」
お酒や食べ物を持ち寄っておうちでミニパーティー、なんてときに役に立つのが「瓶包み」です。
お酒のボトルを安定して持ち運べるバッグは探してもなかなかありませんが、この方法で包めば、ビンのサイズぴったりに包めるので、しっかり持ち運べます。瓶のシルエットを生かしたフォルムには、瓶をしっかり支える安定性だけでなくミニマルでおしゃれなデザイン性があるので、渡す時もより華やかになりますね。写真のように、表裏のコントラストのある無地のシンプルな風呂敷を使って、結び目のリボン部分だけで魅せるというのもシックですてきです。
ワインボトルなら、風呂敷のサイズは一般的な二巾(68~70cm)、一升瓶の日本酒なら少し大きめの二四巾(90cm)のものがぴったりです。
お酒のボトルを安定して持ち運べるバッグは探してもなかなかありませんが、この方法で包めば、ビンのサイズぴったりに包めるので、しっかり持ち運べます。瓶のシルエットを生かしたフォルムには、瓶をしっかり支える安定性だけでなくミニマルでおしゃれなデザイン性があるので、渡す時もより華やかになりますね。写真のように、表裏のコントラストのある無地のシンプルな風呂敷を使って、結び目のリボン部分だけで魅せるというのもシックですてきです。
ワインボトルなら、風呂敷のサイズは一般的な二巾(68~70cm)、一升瓶の日本酒なら少し大きめの二四巾(90cm)のものがぴったりです。
贈り物を包むならバラのモチーフがアクセントの「ローズ包み」
まるい形やボックスに入ったプレゼントを包むなら、キュートで華やかな「ローズ包み」がおすすめです。結び目の部分が、小さなバラが咲いたようなかわいらしいアレンジになっています。難しそうに見えますが、風呂敷の端を三つまとめてくるっと結び、最後に花の形を作るだけのツー・アクションで完成。ローズ包みにすることで、もとの風呂敷の模様がまた違った華やかな模様に見えてきます。
写真のように暖色系の風呂敷を選ぶと、よりバラっぽく見えるのでおすすめです。
写真のように暖色系の風呂敷を選ぶと、よりバラっぽく見えるのでおすすめです。
風呂敷は中身が主役
風呂敷は“包む中身が主役”で、どのようにも姿を変えることができるアイテム。個性と自己主張の強いバッグと違い、いろんな場面に柔軟に合わせることができます。そして、中身のシルエットがデザインとなって現れるのもいいところ。受けとる側もそのシルエットで何が入っているのかな?とワクワク感も高まりそうです。
お出かけに彩りを添えるアクセントとして、ぜひ風呂敷包みをチャレンジして習得してみてはいかがでしょうか。
お出かけに彩りを添えるアクセントとして、ぜひ風呂敷包みをチャレンジして習得してみてはいかがでしょうか。
photo / 山田悦子(著)/岡本寛治(写真) 『風呂敷つつみ-A Complete Guide to Furoshiki-』(バナナブックス刊)より
風呂敷専門店『むす美』