フィリピンの女性によって手掛けられる、「スルシィ」の大人可愛い天然繊維のバッグ
- 公開:2017.3.30
- ファッション
フィリピンのセブ島とボホール島では、天然繊維“ラフィア”を使った素朴でシンプルなバッグが作られています。その温かみのある素敵なバッグは明るく笑顔が素敵なフィリピン人女性によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。私自身、このブランドの生産現場を訪れた事があるので、伺った事や体験してきた事をご紹介します。
たくましい生産者であるフィリピン人女性たち
私は先日、大学の研修でセブ島を訪れました。そこでsulciの現地コーディネーターの方や生産者の方と交流する機会がありました。
私がお話を伺った生産者の女性は、毎日朝の7時から夜の7時まで自宅でバッグを編んでいるそうです。彼女は以前働いていた靴工場での裁縫の技術を生かしてスルシィ製品を編んでいて、働いて貯めたお金は子供の教育のために使いたいとの事。子育てや家事をこなしながら家族のために働く...。スルシィ製品はそんなたくましく、優しいフィリピンの女性によってひとつひとつ丁寧に作られています。
私がお話を伺った生産者の女性は、毎日朝の7時から夜の7時まで自宅でバッグを編んでいるそうです。彼女は以前働いていた靴工場での裁縫の技術を生かしてスルシィ製品を編んでいて、働いて貯めたお金は子供の教育のために使いたいとの事。子育てや家事をこなしながら家族のために働く...。スルシィ製品はそんなたくましく、優しいフィリピンの女性によってひとつひとつ丁寧に作られています。
原材料から製品になるまで
スルシィバッグはパームツリーの一種、「buli(ブリ)」の繊維を用いて作られます。軽く、忍耐性、柔軟性に長けているのが特徴です。ブリの葉が編むための糸になるまでには、約1キロの糸を作るためにブリの枝が5本以上、期間は10日間ほどかかります。こうして長い工程を経て作られたラフィア糸が職人の女性たちによって、可愛らしく使いやすい形のバッグへと編まれていくのです。
根気のいる編む作業
編む作業は複雑で難しいです。体験で小さなブローチをひとつ編みましたが、手取り足取り教わりながらでも30分から1時間ほどかかりました。1年間の訓練を受け、採用された女性だけがスルシィ製品を編むことが出来ます。丁寧で確実な仕事が求められるのです。職人の編み子さんでもバッグひとつを編むのに1日かかる、とのこと。ひとつひとつ、根気よく愛情こめて編まれているため、スルシィのバッグにはぬくもりを感じることが出来ます。
左:パイナップルバッグ 10,800円(税込)
中:フラワーバッグ 10,260円(税込)
右:ウイーブドバッグ 14,580円(税込)
フィリピンの女性が編む素材を生かした素敵なフェアトレード商品を、ぜひ「sulci(スルシィ)」さんのWEBサイトでチェックしてみてください。
中:フラワーバッグ 10,260円(税込)
右:ウイーブドバッグ 14,580円(税込)
フィリピンの女性が編む素材を生かした素敵なフェアトレード商品を、ぜひ「sulci(スルシィ)」さんのWEBサイトでチェックしてみてください。
フェアトレード ラフィアバッグ「sulci(スルシィ)」