素朴な味わいに癒される。代々木八幡・上原のプリン屋「POPOCATE（ポポカテ）」

代々木上原と代々木八幡の中間あたりの路地を歩いていると現れる、手作りの木看板が目印。そこから入ってすぐの住宅街にひっそりとたたずむ真っ白な一軒家が「POPOCATE（ポポカテ）」です。どこかレトロでかわいい外観のお店。プリン屋さんと知らなくてもつい足を止めてしまいそう。階段を少しのぼった先の出窓を開けるとすぐにショーケースにプリンが並び、そこでオーダーするテイクアウト専門のお店です。お店の脇にあるベンチスペースはオーナーの手作りだそう。晴れた日はこちらでプリンをいただくことも可能です。

プリンが好きな３人が集まって始まったPOPOCATE。素朴で優しい味わいを引き出すためには様々なこだわりがありました。

・固め、やわらかめの2種類を選べる。
・たまご本来のおいしさを表現するために厳選された養鶏家さんのたまごを使用。
・牛乳や豆乳で優しい味わいに仕上げているため、あえて生クリームは不使用。

プリンと言えば、昔ながらの固め派と現代風のやわらかめ派で好みが分かれるところ。最近はとろとろのやわらかいテイストの方がコンビニなど身近なところでは広まっているように感じますが、どちらも満足させるこだわりは、さすがプリン好きが集まってできたお店ならではの発想ですね。

また、ぽってりとした愛らしい形の容器も注目です。特にPOPOCATEを代表する「POPOかた」と「POPOやわ」の容器は、オリジナルのロゴをスマイルに見立てた特別バージョンなんです。『POPOCATEのプリンを食べて、ハッピーな気分になってほしい…』そんな想いを込めて誕生したこのオリジナル瓶。思わずフフっと頬がゆるんでしまうデザインで、おいしくいただいた後も、大切に取っておきたくなりますね。花を飾ったり小物入れなどにして、インテリアとして使うのにも丁度いいサイズでオシャレだなと思いました。

その他にも、テイクアウト用のBOXや紙袋には全てスタッフの方が手押しでスタンプのロゴを入れているそう。POPOCATEではプリン作りだけではなく、随所にまごころ溢れるこだわりが詰まっていて、手に取った自分まで温かい気持ちになれる気がします。

「POPOかた」　399円（税込）
POPOCATEで一番かための定番プリン。甘さを控えめにしたことにより、たまごの味をしっかり感じられるように仕上がっています。バニラビーンズで素材の味を一層引き立て、昔ながらの優しい味が魅力です。

「POPOやわ」　399円（税込）
POPOCATEのもうひとつの定番、やわらかめのプリン。POPOかた同様、素材の味がしっかり。かためよりも濃い甘さが、とろっとなめらかな食感と相性抜群。煮詰めたカラメルの苦みも絶妙です。

「POPOカフェ」464円（税込）
POPOCATEからすぐご近所のカフェ「shima」の自家焙煎コーヒーを使用。
甘さの中にコーヒーの深みと苦みを感じるカフェオレプリンは男性にも人気のフレーバーです。
やわ～かたの中間の心地いい食感で、気づけばペロリと完食。

「POPO チョコ」　￥486（税込）
香り高いベルギー産カカオを使用したチョコプリン。じっくりと煮詰めたストロベリーソースには、無添加いちごの果肉がたっぷりで嬉しい。ダークチョコレートと甘酸っぱいソースが混ざり合った濃厚な風味であと引くおいしさです。

※週末限定!!※
「POPO ソイ　黒蜜＆きな粉添え」￥464（税込）
とてもなめらかな喉ごしウットリな豆乳プリン。ゼラチンを使用せず、たまごの白身をじっくり時間をかけて固めて作るこだわりの一品。有機豆乳を使用した優しくヘルシーな味わいは、女性にもピッタリ。沖縄県多良間島産の黒糖を使った自家製黒蜜ときな粉を添えて。なんと週末限定２０個。お目当ての方は早めの来店がオススメ。

代々木公園まで徒歩約10分の場所にあるPOPOCATE。プリンの他に、なんと1杯￥100コーヒーを販売しています。プリンと一緒にテイクアウトすれば、軽いピクニックにもピッタリです。

素朴で懐かしい味わいが魅力のPOPOCATEのプリン。日によっては品切れが出てしまうこともあるのでご注意。