余白で生まれるグッドバランス。等身大のあなたを引き立てる洋服「yohaku」
- 公開:2017.2.27
- ファッション
シンプルでベーシックながら、ちょっとの遊び心や挑戦をプラスした洋服を展開しているファッションブランド「yohaku(よはく)」。今回は、地域に残る伝統技術を用いてつくられた、他にはない優しく力強い雰囲気を持つファッションアイテムの数々をご紹介します。
メイドインジャパンのファッションブランド「yohaku」
人と物の間には空間(余白)が存在していて、
その空間(余白)の埋め方、意識のしかたで、「物」の見え方や感じ方が変わり、
新たな人と物の繋がりが生まれるのではないか。
という考えの基に物を作っています。
その空間(余白)の埋め方、意識のしかたで、「物」の見え方や感じ方が変わり、
新たな人と物の繋がりが生まれるのではないか。
という考えの基に物を作っています。
“人と物の余白”をブランドコンセプトに、さまざまな技術やアイディアを取り入れて、大切にしたくなる洋服をつくっているファッションブランド「yohaku(よはく)」。現場に寄り添ったあたたかい目線を起点とした、ほかにはない個性とベーシックさを兼ね備えた洋服を数多く展開しています。
yohakuで作れる、等身大の装い
yohakuは、余った生地や資材を使ったファッションブランド「yutorito」からスタートし、今では「yohaku」「No.18」「ensemble」と、余白を持つことで生まれる人や物との繋がりを軸とした5つのブランドを展開。今回は2012年よりスタートし、シンプルでベーシックながら日本全国の職人の技が落とし込まれた「yohaku」のアイテムをご紹介します。
春秋にお似合いな備後節織のコート
気軽にさらりと羽織ってお出かけできそうなコート。こちらは“風合生成”と“節織濃紺”の2色展開になっています。こちらで使われているのは広島県福山市の「備後節織(びんごふしおり)」。1つ1つ天然染料で染められた糸を使い旧式のシャトル織機によって生み出される生地は、コットンの持つやわらかな優しい風合いがそのまま生かされているのだとか。現存する2軒の織元さんの長年の技術を駆使し丁寧につくられた一品は春や秋にぴったり!男女共に丈に余裕のあるデザインなので、重ね着もしやすく、組み合わせれば冬にも使えるのだそうですよ。
どんな装いにも馴染みそうな備前節織のパンツ
こちらも「備後節織」の生地で作られたパンツ。パンツ好きはもちろん、普段スカートばかりという方にも愛されそうなマルチプレイヤーです。ゆったりしたフォルムながら裾に向かって細くなっていくデザインで、スニーカーを合わせればカジュアルに、革靴と合わせれば上品に…と、イメージに合わせて装いを演出してくれますよ。ウエストゴムと調節紐がついており、ストレスなくリラックスして履くことができるので、パンツが苦手という方にもオススメ。
奄美大島で染色された「泥染め」パーカー
コンクリートから着想を得たというつぎはぎのデザインと、こっくり深みのある色が魅力のパーカーは、奄美大島の特産品である大島紬の染めや「金井工芸」で泥染めされたもの。染色する際シャリンバイという赤みがかった樹木を使用するため、染めるとやや赤みがかった泥色になるんだそう。化学染めとは違う豊かな自然から抽出した雄大でやさしい色合いで、着ているだけでなんだか安心してしまいそう。もちろん裏地もしっかりとした生地なので、ちょっと肌寒い日に活躍しそうな1枚です。
秋田のニット工場で編まれるスヌード
工場が作っていた「残糸を使って作ったニット」をもとに生まれたスヌード。黄色や紺色の糸の中にランダムにターコイズ糸が混ざり、豊かな表情をつくってくれていますね。こちらは秋田県六郷町にある「六郷プラニング」で編まれているもの。メリノ種の子羊の毛を使用しているのでとても軽量で伸縮性があり、保温性も高いのだとか。冬の寒さを知る秋田で生み出されるスヌードは、スポッと被るだけで首元がポカポカに。1つあると重宝しそうです。
心地いい洋服で全身コーディネートしてみませんか
さまざまな地域に根付いた伝統技術が散りばめられた、強く優しい風合いのyohaku。日本で生まれた安心感のある洋服を組み合わせれば、自然と背伸びすることなくあなたらしい装いを楽しめるはずです。お出かけの日を楽しみに、“余白”を組み合わせた装いを選んでみませんか?
yohaku(よはく)
鳥越店
〒111-0054東京都台東区鳥越2-2-7 1F
電話番号 : 080-9170-2898
営業時間 : 12:00~18:00
営業日:木・金・土