歩けば歩くほど大切な一足に。靴ブランド「coupé」の、コッペパンのように素朴で親しみやすい靴

「coupé（コッペ）」は、中丸貴幸さんと中丸美砂さんのご夫婦で運営している靴のブランド。お二人でデザインをし、お互いの得意分野を分担して制作が行われています。そうして出来上がる一組の靴はどれもつま先にやさしい丸みを帯びていて、まるで素朴な味わいを持つコッペパンみたい。coupéの靴一足一足が、いつも一緒におでかけしたくなるような親しみやすさを纏っています。

よく、“おしゃれはまず足元から”という言葉を耳にしますよね。みなさんは、いつまでも大切にしたいと思える靴はお持ちですか？coupéの靴は、まずサンプル靴でサイズや履き心地などを確認し、希望のサイズやデザイン・色を相談したのちに注文し、制作をスタートするという受注生産方式で作られるのが基本。状況によって納期は前後しますが、注文後約1年程度で完成するとのこと。できあがるのは、あなただけにフィットする特別な靴です。更に、履けば履くほど見た目の味わいや履き心地に磨きがかかっていくのもまた楽しみのひとつ。coupéでずっとずっと共に歩きたい一足を作ってみてはいかがですか？

Lady's short boots C01-02〈グッドイヤーウェルト製法〉 red brown／58,000円（税抜）

そんな風に、履く人とともに魅力が光っていく靴を展開している「coupé」。制作を行っているのは、東京都の東小金井駅から徒歩1分の高架下に位置している、2014年の11月にオープンした“atelier tempo-アトリエテンポ-”という工房併設ストアです。そこは食堂、ペットグッズ、絵とデザイン、革小物といった、coupéを入れた5組で運営されています。atelier tempoへ靴を作りに行くなら、他のブランドやお店のプロダクトもぜひご覧になってくださいね。coupéの注文はこちらの工房のほか、各展示受注会やクラフトフェアなどにて受け付けているとのことです。

その見た目の愛らしさに加えて、中丸夫妻の丁寧な手仕事によるしっかりとした作りもまた魅力的なcoupéの靴たち。coupéではメンズシューズも展開しているので、パートナーや家族とお揃いで揃えても素敵です。記念日やお祝い事に、共にオーダーをしに訪れてもいいかもしれません。たくさん履いて、たくさん歩いて、あなたの生活にも大切な靴たちにも深い思い出を刻んでいってくださいね。足をやさしく包んでくれるその丸いつま先は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれそうです。