目で、舌で、秋の実りを堪能できる。毎年恋しくなる「栗の和菓子」5選
- 公開:2025.10.9
- グルメ・食
長かった夏がようやく終わり、涼しい日が増えてきた今、気になり出すのが秋の味覚の代表格「栗」。日本各地に、和菓子職人が丁寧に作り上げる上質な栗菓子がたくさんあります。今回は、甘いものが大好きな私がこの時期必ずといってよいほどリピートしているお気に入りの栗菓子を5つご紹介します。パッケージもかわいらしく、季節の贈り物や自分へのご褒美にぴったりです。
一粒の大きさに驚く!大満足な栗の甘納豆「栗納糖」
一つ目は、長野県松本市や安曇野市にお店を構える老舗和菓子店「開運堂(かいうんどう)」の栗の甘納豆。これまでに出会ったどんな栗甘納豆よりも一粒が大きくて、初めて袋を開けた時の感動を未だに覚えています。
選りすぐりの大粒の栗を薄密でじっくりと煮あげた、とても贅沢な一品。一つ頬張ると、ジャリジャリとした砂糖と、ほっくりとした栗の食感に、たちまち幸せな気持ちになります。いつ食べても大満足です。
御菓子司 開運堂
栗納糖
1箱 1,728円(税込)
御菓子司 開運堂
栗納糖
1箱 1,728円(税込)
まるで栗そのもののお菓子とモチモチの栗蒸し羊羹
二つ目は、小さな栗の形がとてもリアルで可愛らしいお菓子。京都発人気の和菓子店「仙太郎(せんたろう)」の「こぐり」です。小豆こしあんを練り込んだ生地で栗あんをつつんで焼き上げられています。
指でつまめるサイズの栗饅頭は、甘さも程よく、パクパクとついつい食べ過ぎてしまいます。
仙太郎
こぐり
8個入り 994円(税込)
※販売期間 12月上旬ごろまで(予定)
仙太郎
こぐり
8個入り 994円(税込)
※販売期間 12月上旬ごろまで(予定)
仙太郎の栗菓子をもう一つ。私の大好物の「渋栗むし」です。普段から蒸し羊羹が好きですが、この季節のみ食べられるこの栗蒸し羊羹は格別の美味しさ。小豆と白小豆のこし餡を使用したもちっと重みのある羊羹生地と、たっぷり乗った渋皮煮の栗の奥深い甘さ。秋を感じる最高のお菓子だと思っています。
仙太郎
渋栗むし
1個 454円(税込)
※冬向けの「栗むし」開始までの限定販売(11~12月ごろですが、早期終了の場合もあり)
仙太郎
渋栗むし
1個 454円(税込)
※冬向けの「栗むし」開始までの限定販売(11~12月ごろですが、早期終了の場合もあり)
我が家の栗菓子の定番。シンプルなきんとんと一口サイズ栗羊羹
続いては、長野県内に複数のお店を持つ「桜井甘精堂(さくらいかんせいどう)」のお菓子。なかでも小布施町を中心に複数のお店を展開している和菓子店で、私の親戚が多く住むエリアに近いためそのお菓子をお土産でいただくこともよくありました。
「ひとくち栗かの子」は、栗と砂糖のみで贅沢に炊き上げたいわゆる「きんとん」。一つ一つ手仕事で缶に詰められています。漂白剤や着色料など一切使わず、新鮮な栗を閉じ込めてあり、栗そのものの美味しさを堪能できます。
桜井甘精堂
ひとくち栗かの子
1個 540円(税込)
桜井甘精堂
ひとくち栗かの子
1個 540円(税込)
レトロで温かみのある箱に入った「ひとくち栗ようかん」も桜井甘精堂のもの。食べきりサイズで、風味がよい栗を、通年で手軽に楽しめるので、手に取ることが多いお菓子です。
桜井甘精堂
ひとくち栗ようかん
1本 270円(税込)
桜井甘精堂
ひとくち栗ようかん
1本 270円(税込)
季節を堪能できる。選りすぐりの栗のお菓子
いかがでしたか?栗好きな方々に是非一度は食べてみてもらいたい、おすすめの栗の和菓子。オンラインショップやデパ地下で手に入るものも多いので、秋のお茶時間や、手土産に選んでみてはいかがでしょうか。
photo / sumire.