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京都の目利きが日本全国から集めた“くらすをたのしむ”和のキッチンショップ「川端滝三郎商店」

京都の台所、錦市場からほど近い場所にある「川端滝三郎商店」。日本の手仕事で作られた「ほんまもの」のキッチン用品を通して「くらすをたのしむ」を提案する、魅力的なショップをご紹介します。

京都の目利きが日本全国から集めた“くらすをたのしむ”和のキッチンショップ「川端滝三郎商店」

いいものを知り尽くした京都の目利きがセレクトする店

川端滝三郎商店の外観、入り口の写真photo:川端滝三郎商店

「川端滝三郎商店」を運営するのは、京都で百余年、生活用品の問屋業を営むカワタキコーポレーション。明治45年、京都の人々の日常を支える荒物屋としてスタートした同社は、日用雑貨品を手広く扱う問屋業として発展しました。そんな中、3代目社長・川端健嗣氏は創業時の原点に戻り、お客様の顔が見える商売をしたいと、同店立ち上げを企画。その後、試行錯誤を重ね、2016年3月に京都の台所と言われる錦市場のすぐ近くに日本の手仕事で作られたキッチンダイニングのアイテムを販売する店としてオープンしたのです。日本の都として繁栄した京都は、昔から日本全国の良いものが集まってくる場所。同店の商品は、そんな良いものに囲まれている京都の目利きたちが、日本全国に足を運び選び抜いたものばかり。

使えば使うほど楽しくなる、日常を豊かにしてくれるホンマモン

京都の川端滝三郎商店の店内とディスプレイphoto:川端滝三郎商店

商品をセレクトするにあたり、心がけているのは「日常使いできるような価格の中で最大限、質のいいものであること」と、事業開発部の山岡氏。どんなにいいものでも、高価すぎて1年に1度、お正月にしか使わないのでは、宝の持ち腐れ。使うのがもったいない商品ではなく、使うことで日常が楽しくなる、そんな商品こそが生活を豊かにしてくれる「ホンマモン」なのかもしれません。実際、川端滝三郎商店で扱っている商品は実にシンプルで使い勝手がよく、毎日でも使いたくなるものばかり。京都というと、豪華な彩色を施した陶器や、金銀の細工のある漆器などを思い浮かべますが、同店ではあえてそうした装飾がない商品を意識的に集めていると言います。「絵柄のあるものは使うときにどうしてもうるさくなります。質の良いものであるのはもちろん、料理の邪魔にならないシンプルなデザインであることも重要なんです」と山岡氏は言います。

これが清水焼!?伝統の技が生み出す日常使いの食器

そんな同店で人気なのが陶芸作家「トキノハ」が手掛ける清水焼の和食器。清水焼の一般的なイメージは華麗な絵柄の絵画的なもの。ところが京都在住の陶芸家が作りだす、「日常づかい」にこだわった陶磁器は、清水焼とは思えないシンプルさ。和洋どんな料理にも合うデザインと、土の温もりが感じられる質感が特徴で、リピーターになる人も多いのだとか。このような使い勝手がよく、デザイン性にも優れた商品が、センス良くディスプレイされている店内。こんな素敵なアイテムに囲まれて暮らしたいとため息をつくと「まずは1つ、いいものを持ってはどうですか?豊かな暮らしとは贅沢をすることではなく、丁寧に暮らすということ。今使っている箸や醤油さし、1つでいいので、いいものに買い替え、ずっと使っていくと愛着がわいて、使うたびに楽しくなりますよ」と、山岡氏が豊かに暮らすヒントを教えてくれました。

使うことで幸せになれる、とっておきの1つを探しに行こう

川端滝三郎商店の薫製調理器で燻す様子photo:川端滝三郎商店

同店の2階にはコーヒーや紅茶などが飲める休憩スペースがありますが、この場所で不定期にさまざまなイベントが開催されています。ときには、 ローフードのワンデーカフェ、同店でも取り扱いのある燻製調理器を使った試食会、あるいは茗荷、生姜などの旬の食材を楽しむ会。私たちはつい、お店で素敵にディスプレイされたキッチングッズを見ると「かわいい」「きれい」というだけで買ってしまいがち。でも、本当に豊かな暮らしをするには、その食器や道具を使うことで、幸せな気持ちになれるかどうかということが大事なのかもしれません。ただ商品を販売するだけでなく、道具を使うことで生まれる「よころび」を提案してくれる川端滝三郎商店で、まずはとっておきの1つを探してみませんか。

川端滝三郎商店
京都市中京区麩屋町錦小路下る桝屋町505番地

http://www.kawataki-kyoto.jp/

この記事を書いた人

カオリーヌ 女性情報誌、グルメ系雑誌などでライターとして執筆。そのほか、文芸小説の編集も担当。担当作品が山本周五郎賞の最終候補作品にノミネートされる。プライベートでは、...

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