片付けられなかった私が「捨てても大丈夫」と思えた理由。断捨離が捗る、たった一つの考え方
- 公開:2025.9.25
- ライフスタイル
部屋はもので溢れているのに、なぜか心は満たされない──。かつては買い物が大好きで、そんな思いを抱えていたというminiさん。家の片付けを通して「手放すことで心が満たされてゆく」ことを実感し、暮らしも心も大きく変わっていったそうです。miniさんがものを手放せるようになった考え方や、禅の教えを教えていただきました。
ものと一緒に、心の重荷を手放す
私をはじめ、多くの人が「ものを手放せない」一番の理由。それは、ものに想いが宿っているように感じるからではないでしょうか。「大切な人からいただいたものだから」「苦労して手に入れたから」ーー
そうした背景には、感謝や思い出、あるいは「誰かに見せたい」「持っていれば財産になるかも」という見栄や期待も含まれています。
ものを手放すと、その想いまで失ってしまうのではないかと不安に感じ、なかなか踏み切れないのです。
そうした背景には、感謝や思い出、あるいは「誰かに見せたい」「持っていれば財産になるかも」という見栄や期待も含まれています。
ものを手放すと、その想いまで失ってしまうのではないかと不安に感じ、なかなか踏み切れないのです。
実際には、その想いの本質はものの中にあるのではなく、心の中にあるのだと思います。ものを手放しても、その想いが消えることはありません。
むしろ、想いから少し距離を置くことで、過去に執着する自分を客観的に見つめられるようになります。
むしろ、想いから少し距離を置くことで、過去に執着する自分を客観的に見つめられるようになります。
あんなに手放せなかったものも、いざ手放してみると、それほど気にならなくなります。執着は握りしめている間こそ、強くなるもの。離れてみると、案外、あっさりと手放せてしまうのです。
禅の教え「放てば手に満てり」
禅語に「放てば手に満てり」という言葉があります。手放すことで心が満たされてゆくという教えです。
私たちは、たくさん持つことで満たされると思いがちですが、本当は余白があることで、心が満ちてくるのではないでしょうか。
私たちは、たくさん持つことで満たされると思いがちですが、本当は余白があることで、心が満ちてくるのではないでしょうか。
続きは『9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれるシンプルな暮らし』で
禅の考え方に出合い、部屋の9割を手放したことで、自分の理想に近い豊かな暮らしを叶えたminiさん。電子書籍『9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれるシンプルな暮らし』では、miniさんの思考の変遷や、手放したことで得たものなどを詳しく綴っています。
『9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれるシンプルな暮らし』
著・禅的シンプリスト mini
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