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モノガタリのある器。職人の手仕事が花咲く「SIONE(シオネ)」で極上の食卓を

京都に350年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれた河原尚子さんが立ち上げたプロダクト「SIONE(シオネ)」。繊細なタッチの絵柄の洗練された器は、日常を非日常へと誘ってくれそうです。伝統と未来、そしてモノガタリが融合した素敵な世界観をご紹介します。

モノガタリのある器。職人の手仕事が花咲く「SIONE(シオネ)」で極上の食卓を

一瞬で心奪われる美しきSIONEの器

SIONE(シオネ)銀閣寺本店出典:http://sione.jp

「SIONE(シオネ)」は、京都の陶磁器デザイナーでありアーティストの河原尚子さんが手掛ける器を中心としたプロダクト。京都の銀閣寺本店をはじめ、全国各地で展開されています。繊細で雅なデザイン、洗練された華やかさを持つ器の数々は、一度目にすると忘れられないほど美しいものばかり。しかし、SIONEの器には、それだけではない楽しい秘密が隠されているのです。

「読む器」に込められた器が奏でるモノガタリ

タンブラー(SIONEコレクション第2章「RINRAN」)出典:http://sione.jp

SIONEの一番大切なコンセプトは「読む器」。主人公が登場するのは「第一章 かそけきものたち」です。「かそけき」とは、弱く小さなものという意味。小さくても尊い命を持っている海の中の生物が、恋をしたり勉強をしたり失恋をしたりしながら陸に上がり植物たちと融合して…という幻想的なモノガタリが、器の上で奏でられています。

本来、器は料理の「額」として使われるイメージが強いもの。しかしSIONEには「器からもストーリーを奏でるように」という思いが込められています。モノガタリの続きを知りたいと思うような、シリーズで揃えたくなる素敵な世界観は、手に取る私たちをワクワクさせてくれます。

伝統を受け継ぐ職人さんと作り上げるプロダクト

SIONE(シオネ)の器MOMONOKA -百日-出典:http://sione.jp

SIONEの器は、主に日本でも有数の陶磁器の産地「佐賀県の有田」と「長崎県の波佐見」の成形の職人、そして京都の絵付け職人、高い技術を持つ工芸の産地の職人さんの技術を組み合わせ、連携して作り上げられるプロダクト。その背景には、河原さんが修行先として選んだ佐賀県有田で目の当たりにした、伝統産業の衰退がありました。

技術が失われることに焦りを感じ、何とかしたいという思いをきっかけに、日本の昔から伝わる大切な伝統文化「茶の湯」を現代にも生かしたいという思いとつながり、SIONEが生まれたのだそう。器に縁のない方たちが手に取るきっかけになればと、可愛らしくモダンな佇まいの、そして「物語のある」器が誕生しました。

素晴らしいモノづくりの技術を未来へ

SIONE(シオネ)の美しい器出典:http://sione.jp

SIONEの根底には、伝統の文化、茶の湯やもてなしの文化をもまもりたいという思いがこめられています。丁寧な手仕事のあとが残る、精緻でありながら人の温もりを感じる器からは、日本人が古来から大切にしてきた文化やモノづくりの技術が伝わってきます。

圧倒されるような美しい成型や絵柄にまず目を奪われますが、手に取るとそのなかに優しさ、温かみを感じさせるSIONEの器。それは伝統技術だけではなく、おもてなしの文化を継承し未来に繋げていきたいという、河原さんやプロダクトに関わる皆さんの熱い強い思いがこめられているからでしょう。

京都は優しく、厳しい場所

モノガタリのある器。職人の手仕事が花咲く「SIONE(シオネ)」で極上の食卓を出典:http://sione.jp

京都でも注目の陶磁器デザイナーでありアーティストとして活躍する河原さん。伝統ある窯元に生まれましたが、学生時代は日本文学を学び「陶芸は近くて一番遠い存在」であったそう。しかしその後、陶芸の道に進み修行のため京都を離れて初めて、自分の「ルーツ」にきちんと向き合いモノづくりをしたいという思いが沸きあがってきたのです。

「京都は私にとって優しく、厳しい場所」と語る河原さん。

京都は、いにしえから伝わる歴史や文化があり、人とのつながりを大切にしていかなければ生きてはいけない強く厳しい場所。河原さんを育んだ温かく優しい場所であるとともに、しゃんと背筋を伸ばして生きていかなければいけないという、良い緊張感を与えるところでもあるのでしょう。

その強さに負けないよう生きていかなければ、としなやかにそして真摯にSIONEのプロダクトに向き合う姿は、清々しい新緑の京都のように凛としてとても素敵です。



SIONEに触れてみたくなったら銀閣寺本店カフェへ

銀閣寺本店カフェ出典:http://sione.jp

銀閣寺のほど近く佇む「SIONE京都銀閣寺本店」。こちらでは、SIONEの美しい器の数々をはじめとするプロダクトが集まるショップ、そして実際にSIONEの器を使うことができるカフェが併設されています。

元旅館の趣を残した和モダンな空間でいただく、国産にこだわった薬膳茶やスイーツ。ほっと一息癒されそうですね。第1・3週目の土曜日はおしのびスイーツとして、特別なスイーツが用意されています。

ハレの日に、大切な人への贈りものに

モノガタリのある器。職人の手仕事が花咲く「SIONE(シオネ)」で極上の食卓を出典:http://sione.jp

SIONEの器は、オンラインショップでも購入可能。こちらはモノガタリと音楽、そして豆皿がセットになったHAREシリーズです。音楽とモノガタリそして縁起の良い柄が施された器が融合して、華やかにハレの日を彩ります。結婚祝いや引き出物にもぴったりです。

POTTERY BOOK -HARE-  
4,500円(税込4,860円)

丁寧な手仕事に宿る、極上の美しさを楽しんで

モノガタリのある器。職人の手仕事が花咲く「SIONE(シオネ)」で極上の食卓を出典:http://sione.jp

有田や波佐見の窯元から京都へ…。器が旅をしながら、数々の職人さんたちの手を渡り生み出されるSIONE。丁寧な手仕事に宿る極上の美しさは、量産品にはないもの。自分の傍らにSIONEの器があるだけで、背筋が伸びるようなしゃんとした気持ちに、そして心も潤してくれるから不思議です。手に取ることでじんわりと温もりが伝わり、ずっと大切にしたい宝物になりますよ。あなたも日常を非日常に誘う素敵な器で、極上の食卓を楽しみませんか。

photo

SIONE(シオネ) 銀閣寺本店

〒606-8406
京都府京都市左京区浄土寺石橋町29
29 Ishibashi-cho Jyodo-ji Sakyo-ku Kyoto-city

http://sione.jp/

この記事を書いた人

伊野 奈緒美 福岡フリーライター、Naomi.Sping代表。Webメディアを中心に、インテリア・ライフスタイル記事などを執筆しています。趣味は、舞台観劇と模様替え。「あなたの日々が輝...
https://naomi-spring.com/work/

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