北海道新幹線が開通してより身近に。 道南の魅力を体感するディープな穴場スポットへ

2016年3月26日、北海道新幹線が開通しました。新青森から新函館北斗間の約148kmを開業し、東京から新函館北斗まで最短4時間2分。行きやすくなったことで函館や大沼エリアの旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。道南の魅力はその近郊にもたくさん。北海道民が多く訪れるディープな人気スポットがあります。

新函館北斗駅から車で約2時間。北海道酪農の発祥の地・八雲町にあるのがハーベスター八雲。海岸沿いの国道5号から白樺が建ち並ぶミルクロードを走り、丘を上っていくと絶好のロケーションが広がります。

オリジナルスパイスがきいたフライドチキンは国産ハーブ鶏を使用した名物メニュー。ブラックペッパーなどスパイスがクセになる味わいのローストチキンや、下味を付けたチキンにローズマリーをかけて焼き上げたグリルドチキンもおすすめです。
石窯で焼きたての本格ナポリピッツァもぜひ味わっておきたいところ。地元の契約農家から仕入れた野菜や噴火湾の魚介を使用した様々なメニューを楽しむことができます。

ハーベスター八雲のすぐ近くには物産館があります。八雲町は北海道有数の酪農地帯で、日本海と太平洋の両方に面しているため海と山の幸が豊富。そんないいとこ取りの素材で作られた特産品を数多く取り揃えているのが、八雲町情報交流物産館「丘の駅」です。中央自動車道八雲PAの駐車場からも歩いて立ち寄ることができて、周辺の観光情報を発信する「噴火湾パノラマパーク」もすぐ隣りにあります。

ぜひ味わっておきたいのが八雲町で創業100余年になる「元山牧場」の良質な牛乳。ノンホモ製法のため味わいは濃厚でまろやか。購入時にはスタッフから「成分が固まるので飲む前に軽く振ってくださいね」とひと言。酪農発祥の地として、八雲の乳製品にはチーズがあります。地元の高品質乳を使用し、防腐剤などの添加物を使用していないのだそう。

日本一の生産高を誇る八雲のホタテをモチーフにしたラングドシャや、北海道水田発祥の地、道南の北斗市で作られたお米など、パッケージにもこだわった商品がたくさん並んでいます。

北海道新幹線の開通で、より身近で気軽に訪れることのできる道南のスポットがこれからどんどん増えてくるでしょう。そんな定番の函館観光とは違った道南の魅力をひと足先に楽しんでみませんか？