空き瓶活用アイデア1. 瓶詰めに
調理した食材を瓶に密閉保存する「瓶詰め」。昔から食材を長期保存するのに使われてきた方法で、ポピュラーなジャムやピクルスのほか、和惣菜などの保存も可能です。常備菜として作ってあれば疲れているときにも大助かりで、あと一品欲しいときや料理のアレンジにも活かせます。
おかずにちょい足し出来る保存食
瓶詰めは、1週間程度で使い切れるふりかけやなめ茸などのごはんのおとも系なら、長期保存が心配な方でも難易度が低めでお手軽です。ここではおすすめの瓶詰めレシピを2つご紹介します。
【カブの葉っぱのふりかけ】
買ってきた大根やカブに葉っぱがついていたらラッキー。切って炒めるだけで立派なおかずになりますよ。ふりかけにしたり卵焼きにいれるなどアレンジの幅が広く、旬の食材を一度に調理しておけば、その後長く味わえるのもびん詰めの嬉しいところ。
材料
- カブの葉っぱ・茎3本分(細かく切る)
- ごま油大さじ1
- ごま適量
- 醤油小さじ2
- みりん小さじ2
- 砂糖小さじ2
- だし(粉末)小さじ1
作り方
- 1フライパンや鍋にごま油を熱したら、葉っぱ・茎・ごまを投入してしなるまで炒めます。
- 2その他の調味料を混ぜ合わせて加え、弱火のまま水分を飛ばします。
- 3冷めたら瓶に詰めます。
【みょうがの甘酢漬け】
これからの蒸し暑い時季に、薬味として活躍するみょうが。甘酢漬けにしておけば、箸休めやお弁当の一品にもなります。ピンク色のきれいな色合いが、食卓の彩りを豊かに。冷蔵庫やキッチンにこうしたカラフルな瓶が並んでいると、テンションがあがり調理のモチベーションにもなります。
材料
- みょうが200g
- 酢1カップ
- 砂糖大さじ3
- 塩小さじ1強
作り方
- 1鍋で沸騰させたお湯にみょうがをいれてゆがきます。
- 2再沸騰したらザルにあげて、水分をふき取ります。
- 3酢、砂糖、塩を鍋でひと煮立ちさせます。
- 4冷めたらみょうがと合わせ酢を瓶に詰めます。
瓶詰めを作るなら、瓶の消毒も大切!
瓶詰めに使う瓶は、容器に雑菌が残ったままにならないように煮沸消毒をしておきましょう。蓋を外し、全体が浸かるように瓶を転がしながら5分ほど鍋に火をかけます。しっかり乾燥させれば準備万端です。
瓶詰め作りにおすすめの本
瓶詰めのレパートリーを増やしたいときや、マンネリ解消におすすめしたい本が、こてらみやさんの『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(三笠書房)。様々な保存食レシピが掲載されているのはもちろん、初心者でもわかりやすい瓶詰めの基本や料理道具なども記されています。私って料理上手かも?と思わせてくれるメニューが一冊につまっていています。
途中のコラムにある、目から鱗のアイデアや著者の体験談も必読です。
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瓶詰め活用アイデア2. キッチンツールスタンドに
厚みがあり口の広い大きめの瓶は、フライ返しや綿棒などを入れるスタンドに使えます。瓶は洗えばすぐにきれいになるのもよいところ。筆者は以前アルミ製のものを使用していましたが重さがあるため、バランスを崩して瓶が倒れてしまうのもプチストレスでした。立てるツールを木製で統一することで、見た目もナチュラルでおしゃれになります。(キッチンバサミなどの鋭利なものや重量のあるものを立てるのはあまりおすすめしません)
瓶詰め活用アイデア3.お気に入りのワインボトルは花瓶に
見た目が可愛いという理由でパッケージ買いをしたことはありませんか?筆者はワインが好きで、ラベル買いをすることも少なくありません。そんなお気に入りのデザインのワインボトルには、お花を活けて楽しんでいます。
絵を買わなくてもアート感覚で楽しめ、インテリアの模様替えをしたように気分が変わります。
白ワインやオレンジワインに使用される透明の瓶を使用することで、水や茎の状況も把握できますよ
空き瓶の活用アイデアをご紹介しました。食卓だけでなくインテリアに彩りを添えてくれる様々な瓶。みなさんも日ごろから活用し楽しんでみませんか?
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白ワインやオレンジワインに使用される透明の瓶を使用することで、水や茎の状況も把握できますよ
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