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キーワード:川越

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「川越」は、埼玉県の南西部に位置する町。行政的な区分でいうと、川越市自体は、面積は109.13平方キロメートル、人口は約34万人(2010年現在)。都心から約1時間ほどで行けるロケーションながら、江戸時代には城下町だったことから、“小江戸”...すべて読む

「川越」は、埼玉県の南西部に位置する町。行政的な区分でいうと、川越市自体は、面積は109.13平方キロメートル、人口は約34万人(2010年現在)。都心から約1時間ほどで行けるロケーションながら、江戸時代には城下町だったことから、“小江戸”と呼ばれ、近年では気軽にいける観光地として人気の高い町です。というのも、川越には城跡・神社・寺院・旧跡・歴史的建造物が多く、文化財も関東に限って言えば、鎌倉、日光に次いで三番目の数を誇っています。川越の一番の見所は、江戸時代から続く蔵造りの町並み。これが“小江戸”という呼称をよりリアルに感じさせています。とは言え、実は、現在残っている30数棟の蔵造の町屋の多くは、明治26年の大火の後に立てられたもの。厳密に言えば、江戸時代のものではありませんが、平成の現在からみれば、十分ノスタルジーを感じさせるものになっています。ここで是非見ておきたいのは、やはり大火以降に再建された「時の鐘」。現在も一日4回人々に時を告げる蔵の街エリアのシンボルで、高さは16mほど。周囲の建物から抜きんでてその存在感をアピールしています。川越氷川神社は、この地の総鎮守であると同時に縁結びの神様として信仰を集めているスポット。良縁を得たい人は、是非ここにお参りしておみくじを引いて見ることをオススメします。毎年10月には、数台の山車が競い合うことで大いに盛り上がる「川越祭り」が開催されます。これは、360年以上も続く年中行事で、昼夜に分けて開催。最大のクライマックスは夜で、たくさんの提灯がともされ、何とも言えない雰囲気を楽しむことができます。グルメ好きには、近年のクラフトビールブームの先駆け、そして海外でもその名が知られる“COEDO”ビールの本社があることも有名。川越の特産物である紅芋を使用した「紅赤」は世界初のサツマイモを使用したビール(発泡酒)として話題になりました。20数軒もの駄菓子屋が軒を連ねる菓子屋横丁をぶらり散策しながら、街をそぞろ歩く、そんな休日を楽しめる街が川越です。