小さな森のような世界観。「poppyseeds（ポピーシーズ）」のボタニカルアイテム

「poppy seeds（ポピーシーズ）」は、是枝錬太郎さんが奥さまとふたりで活動しているボタニカルアトリエ。リース・よせ植え・オーナメントなどのアイテム制作のほか、グリーンデザインも行っているそう。植物の豊かさとはかなさを同居させたボタニカルアイテムは、木々が生い茂る森に迷いこんだような不思議な世界観を持ったものばかりです。

折り重なる層がまるで「森の奥深くの楽園」のような、存在感あるリース。アカシアの葉とハーブの葉をはじめとした、ドライされた植物でつくられた作品です。たくさんの植物をつかった落ち着いたシックな色合いは、まさにこれからの季節にぴったりですね。

こちらは「美味しそうな束」をイメージしたという、ハーブと草花のドライ束。バランスよく選ばれた植物たちが、コンパクトな束になっています。そのまま飾るだけで部屋にやわらかな空気を運んでくれそう。ハーブも包まれているため、香りもよいのだそうですよ。

なんだかチャーミングなお名前の、こちらの作品。全て植物の草花や実でつくられたオブジェなのです。一つ一つが小さな森のようであり、小さいころ拾ってきた木の実や花をこっそりしまった宝箱のようでもあり…不思議とノスタルジックな気持ちにさせてくれます。

白いシャツに映える、ちょうどよいボリュームのブーケ。この花束には、是枝さんが好きなユーカリの実が忍ばせてあったのだとか。大小さまざまな草花が集まり、ドライとは思えないくらい華やかに見えます。実を探しながら、ひとつひとつの草花をじっくりと眺めたいですね。

poppyseedsがつくりだす静かな森の物語のような世界観、気に入っていただけましたか？お二人は不定期に展示会・イベントに参加しているほか、是枝さん個人でも展示会などで活動しているそう。現在はオーダーを承っていないそうなので、ぜひ一度作品を見て雰囲気を味わってから、とっておきのひとしなを選んでくださいね。