懐かしくて新しい!?フラスコやビーカーをお洒落に演出する清澄白河の注目店「リカシツ」!
- 公開:2016.10.10
- インテリア・生活雑貨
フラスコ、ビーカー、三角ロート…学生時代に誰もが一度は手にしたことがあるガラスの実験用容器。今回は、こうした製品をお洒落なインテリアグッズとして提案している清澄白河の注目のショップ、その名も「リカシツ」をご紹介します。
カワイイだけじゃない!?丈夫で安全なガラスの実験容器!
今、お洒落感度の高い女子の注目を集める街・清澄白河の中でも、インテリア好きがわざわざ遠方から足を延ばすという「リカシツ」。化学の実験などで使うフラスコやビーカーを、インテリアグッズや生活アイテムとして活用する方法を提案しているショップです。リカシツを経営する関谷理化株式会社は、大学や企業の研究室などで使う理化学ガラス製品を扱う老舗の卸し問屋。そのため、取り扱っている商品は全て本当に研究室などで使われている製品と同じものや、それをアレンジしたもの。「窓に使われるガラスの耐熱温度が70~80度なのに対し、理化学ガラスは120度以上と耐熱性に優れています。また、研究結果に影響を与えないよう不純物が溶け出ない仕様に作られている。つまり、安全で丈夫なのがこれらの最大の特徴です」と、同社の猪野さん。
レンジ調理から、ドレッシング作りまで、食卓でも大活躍
こうした理化学ガラスの特徴を生かし、調理器具としてビーカーやフラスコを買い求める人も多いと言います。耐熱性が高いのでミルクの量をビーカーで量って、そのまま電子レンジでチン。取り出してココアパウダーを溶かせば、容器1つですぐにホットココアが作れます。お客様の声から取っ手をつけたビーカーなら、そのままテーブルに出すことも!また、側面が直角ではなく傾度のついたフラスコは液体を撹拌するのに最適。メモリがついているのでドレッシングなども量りながら材料を入れて混ぜるだけ。こちらもお客様の要望に答え、コルク制の蓋を作りました。これで作ったドレッシングをそのまま冷蔵庫で保管することが可能。注ぎ口がついているので、使う時も便利。また煮沸消毒ができるので衛生的です。
注目の「テラリウム」も薬瓶で一味違ったテイストに
この他、透明でどこか懐かしいフォルムはインテリアグッズとしても様々な活用法があります。たとえば、ガラスの瓶に苔や小さな植物を使って自分だけの世界を作る、今流行の「テラリウム」にも、リカシツのガラス瓶は最適。実際にリカシツではレトロな雰囲気の薬瓶を使った「苔のテラリウムワークショップ」を不定期開催していますが、毎回大盛況だそう。
リカシツのドリップ器具、その名も「リカドリ君」
また、ガラスロートやビーカーを組み合わせたコーヒードリップのセットは「リカ+ドリップ」ということで、「リカドリ君」と名付けられました。リカドリ君は、コーヒー豆をディスプレイするように保存できる「保存瓶」と合わせてコーヒー好きの間で話題を呼んでいます。
こんな使い方も!?アイデア次第でさまざまな可能性が!
その他、お客様の声に応えて用意されたという各種コルク栓を使って、試験管を調味料入れにしたり、試験管スタンドとセットにして一輪挿し、ペン立て、歯ブラシスタンドにしたり。遊び心と実用を兼ね備えた「リカシツ」の商品は、アイデア次第で可能性は無限大。こんなお洒落で、便利なリカシツのアイテムを生活に取り入れてみませんか。
photo / カオリーヌ
リカシツ
住所:〒135-0023 東京都江東区平野1丁目9-7 深田 荘 102
アクセス:都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線、清澄白河駅 A3出口 徒歩3分