博多織の新しいカタチ。伝統が息づく「ふたくち」の和モダン雑貨
- 公開:2019.3.15
- インテリア・生活雑貨
着物帯などで有名な博多織。伝統が息づく美しい織物を使い、親しみやすい雑貨にカタチを変えて展開しているのが森博多織の「ふたくち」です。色鮮やかで小粋なアイテムは、福岡のおみやげとしてだけでなく、和モダンな雑貨がお好きな方にもきっと喜ばれるはず。
伝統的な博多織をもっと身近なモノへ
明治29年の創業以来、博多織の伝統を今に伝える製品をつくり続けている織元「森博多織」。和装小物のひとつである伊達締めや、男性・女性用帯などを中心に制作する老舗ですが、時代に合わせて気軽に取り入れやすい博多織雑貨も展開しています。
博多織とは、国の伝統的工芸品にも指定された絹織物。しなやかでありながら丈夫で美しい意匠が特徴です。江戸時代には、黒田長政が幕府への献上品として用いたことでも知られています。その名残で、今でも博多織の代名詞として知られているのが「献上柄」です(上写真)。
最近では、フィギュアスケーターの羽生結弦選手が、GPF2013 福岡で優勝を飾った際、美しいブルーの帯の金メダルが贈られ、この帯が博多織だとご本人が紹介したことでも注目されました。
博多織とは、国の伝統的工芸品にも指定された絹織物。しなやかでありながら丈夫で美しい意匠が特徴です。江戸時代には、黒田長政が幕府への献上品として用いたことでも知られています。その名残で、今でも博多織の代名詞として知られているのが「献上柄」です(上写真)。
最近では、フィギュアスケーターの羽生結弦選手が、GPF2013 福岡で優勝を飾った際、美しいブルーの帯の金メダルが贈られ、この帯が博多織だとご本人が紹介したことでも注目されました。
博多織雑貨のセレクトショップ「ふたくち」
長きに渡り受け継がれてきた美しい伝統工芸を今に繋げるためオープンしたのが、森博多織の雑貨セレクトショップ「ふたくち」です。
献上柄をはじめ、さまざまな柄の博多織が楽しめるふたくちの雑貨。
暮らしのなかで身近に使えるアイテムが揃っているため、気負いなく取り入れることができます。筆者も「献上柄ボールペン」を持っているのですが、使うたびその美しさで華やいだ気持ちになれます。他にも、しおりやキーホルダー・ミラー・カードケースなど女性が日常に使いやすい雑貨を豊富にラインナップ。自分用はもちろん、おみやげやプレゼントにもぴったりです。
暮らしのなかで身近に使えるアイテムが揃っているため、気負いなく取り入れることができます。筆者も「献上柄ボールペン」を持っているのですが、使うたびその美しさで華やいだ気持ちになれます。他にも、しおりやキーホルダー・ミラー・カードケースなど女性が日常に使いやすい雑貨を豊富にラインナップ。自分用はもちろん、おみやげやプレゼントにもぴったりです。
ふたくちで人気なのが、「博多織アクセサリー」。クチュールデニムブランドALLMYLOVINGのデザイナーとコラボレーションし、博多織の美しさを日常のファッションでも楽しめるアクセサリーです。
手にとると、とても軽く、光の当たり具合によってニュアンスのある色合いを楽しめるのが魅力。着物や浴衣、和モダンな装いだけでなく、カジュアルなデイリーコーデにも合わせやすいデザインです。
大切な方へのギフトに。人気の博多織雑貨
大切な方へのギフトとしても喜ばれている博多織雑貨。雑貨用に織られた丈夫な素材を使用しているため、日常的に使うことができます。こちらの「長形ポーチ」は、通帳や細々とした持ち物を入れるのにおすすめ。上品な配色と柄は、大人の女性にも喜ばれそうです。
コロンとしたデザインが可愛い「がまぐち」も人気アイテム。小銭だけでなく、アクセサリーを入れたりスマホのコードをまとめたりと、こちらも使い勝手が良く、ギフトにもぴったり。
博多織の伝統を未来へと
帯だけでなく、さまざまな雑貨にカタチを変えた博多織。実際に博多織雑貨に触れてみて、身近なモノに生まれ変わったからこそ、日常に取り入れやすく、若い世代へと伝統を繋げていくことができると感じました。伝統ある工芸品をさりげなく取り入れることで、暮らしがより楽しく豊かになるのでは。あなたもぜひ、ふたくちの博多織雑貨を手にとってみてください。
photo / 森博多織、Naomi.Spring
ふたくち ラシック福岡天神店
福岡市中央区天神2-1-1 福岡三越地下1階
TEL:090-7473-2600