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衣食住をトータルコーディネートできる、岡山発の家具ブランド「ELD」のショールーム

岡山を拠点としている、注目の家具ブランド「ELD」。感性豊かな職人の手によって、一つひとつ丁寧につくられるプロダクトは、“本物”志向の人たちの間でも話題に。そんなブランドのショールームが東京にもあると聞いて、早速お話を伺って来ました。

衣食住をトータルコーディネートできる、岡山発の家具ブランド「ELD」のショールーム

衣食住をトータルコーディネートする会社ならではのショールーム

「ELD(イールド)」の東京ショールームの内観写真

ギャラリーやクリエイターのアトリエなどが集まる一方、下町色が残る注目のスポット、馬喰町エリアに、「ELD(イールド)」の東京ショールームがあります。このブランドを運営する株式会社イールドインテリアプロダクツは、オリジナル家具の製造メーカーとしてスタートしましたが、現在はオーダー家具やオリジナルのアパレルブ【TYG MEISTER ENGINEER】の製造販売、セレクトグッズの販売、カフェの運営、さらには店舗デザインや住宅設計を手がける設計事務所とし活動しています。
“愛着を持って長く使っていく新たな日常品”というコンセプトのもと、「心地よい住環境」のあり方をデザインしているとのことで、ショールームは衣食住をトータルでコーディネートする洗練された心地よい場所になっています。

家具職人たちが家具作りにかける熱い想い

「ELD(イールド)」の東京ショールームにある家具の写真

イールドインテリアプロダクツは創業当初、水道も引かれていないような山の中に事務所兼家具工場をつくったそうです。“洗練された手作りの工業製品”を目指していたため、自社工場を“職人達の顔が見える国内”に作ることにこだわっていました。ところが、家具作りをするためには広いスペースを確保し、なおかつ工場から出る音の問題もクリアしなければなりません。候補にあがった場所は近隣には住宅がなく、広いスペースも確保できて、家具作りには最適でしたが、水道が引かれていない山奥だったため、職人やスタッフは飲み水用にペットボトルを持参したり、雨水を溜めて掃除したりする必要がありました。最終的に自分たちの利便性よりも、家具作りへの想いを優先させ、その場所に工場を作ることになったのだそう。この話を聞いただけでも、家具作りへの熱い思いが伝わってきます。

自分たちが欲しいもの、それが基本

「ELD(イールド)」の東京ショールームにある棚の写真

そんなイールドインテリアプロダクツが手がける家具は、和室にも洋室にも合うシンプルなデザインが特徴。デザインは全て同社の代表・渋谷氏が手がけ、自社工場の職人がそれを形にしていきます。たとえば「こんな椅子が欲しい」という渋谷氏の発想でうまれた椅子は、試作品を職人が試してみて、「座面を3ミリ後ろにずらそう」「脚をもう少し低くしよう」といった意見をもとに細かい改良を重ねて、ようやく商品化されます。こうした地道な作業を繰り返し、自分たちが本当に欲しいもの、生活に取り入れたくなるものを作り続けているのです。
実際にショールームで家具を見てみると、棚の高さや、椅子の背もたれの角度など、一見誰も気づかないようなところにまで細やかな配慮がされているのを実感できます。
また、デザインはシンプルですが、椅子などに使われるファブリック、棚やテーブルなどの木材を選べるセミオーダーが可能なので、自分らしさを表現できるのも魅力のひとつ。

まずは小さな家具から本物を集めていく

ELDの机やソファの写真

家具は決して安い買い物ではないですし、長く使うことを考えると、ひとり暮らしの人や賃貸住宅に住んでいる人は、大きなソファや高額な棚を買うのは現実的ではないかもしれません。でも、いざという時に一遍に家具を揃えるのも大変ですから、少しずつ自分のお気に入りを買い集めていくのも楽しみのひとつになるでしょう。そんな時、どんなシチュエーションにもしっくりと馴染んでくれるELDの家具はおすすめです。

ELDの『BLESS CHAIR』の写真

たとえば、小学校の椅子を彷彿とさせる『BLESS CHAIR』は、ダイニングテーブル用としてはもちろん、玄関やリビングの片隅にインテリアのアクセントとして置いてもさまになります。

ELDの『YAK CHAIR』の写真

また、丸みを帯びたフォルムが可愛い『YAK CHAIR』は一人がけの椅子ですが、座面に奥行きがあるのでソファ感覚で使えます。座面張地はファブリックやレザーなど約50種類、脚部の木材は材種・塗装によって13種類の中から選べるので、部屋の雰囲気に合わせて、自分だけのチェアを手にしてみてはいかがでしょう。

まずはショールームで、手作り家具の良さを体験してみよう

ELD東京ショールームの写真

今は、海外のお洒落な家具や流行の家具を、安価に、しかもネットですぐに手に入れられる便利な世の中ですが、日本人のライフスタイルに合わせ、職人の手によって一つひとつ丁寧に作られた家具には、格別の味わいがあります。
間に合わせではなく、一生ものの家具を探すなら、ELDのショールームを覗いてみてください。家具が大好きなスタッフが気さくに対応してくれます。きっと最高の相棒になってくれる家具に出会えるはずです。

photo / 株式会社イールドインテリアプロダクツ、カオリーヌ

ELD東京ショールーム
東京都千代田区東神田1-10-11スカイコート神田3 1階

http://www.yield.jp

この記事を書いた人

カオリーヌ 女性情報誌、グルメ系雑誌などでライターとして執筆。そのほか、文芸小説の編集も担当。担当作品が山本周五郎賞の最終候補作品にノミネートされる。プライベートでは、...

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