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マリメッコ創業者の人生を描いた映画『ファブリックの女王』には、珠玉の人生哲学がいっぱい

「marimekko(マリメッコ)」の生みの親、アルミ・ラティアの人生を描いた映画『ファブリックの女王』が5月14日(土)より公開されます。この作品には、女性が自分らしく暮らすためのヒントがいっぱい! 映画を楽しみながらその秘訣をひも解いてみませんか?

マリメッコ創業者の人生を描いた映画『ファブリックの女王』には、珠玉の人生哲学がいっぱい

マリメッコの創業者アルミを描いた映画『ファブリックの女王』とは?

マリメッコの創業者の人生を描いた映画「ファブリックの女王」1

ファッションブランド「marimekko(マリメッコ)」の創業者アルミ・ラティアの人生を描く映画『ファブリックの女王』が5月14日(土)から公開されます。物語はアルミを演じることになった女優視点の劇中劇を中心に進んでいくユニークな作品です。アルミ役に扮する女優の視点から波乱万丈なアルミの人生が浮き彫りになっていきます。

「マリメッコ」創立という夢のひとつを実現し、40代で女性実業家としてアルミは世界に名を知らしめましたが、私生活では決して恵まれているとはいえないものでした。「マリメッコ」を世界的なブランドにした彼女の人生からは、社会で活躍するための心構えを学べたり、ときには反面教師にできたり・・・。女性が自分らしく生きるための人生哲学が散りばめられています。

ちなみに「マリメッコ」とは、フィンランド語で「小さなMariのための服」という意味。Mariを組み替えるとArmiになり、創業者アルミ・ラティアの名前に。彼女自身を体現するブランドだということが伝わってきますね。

ファッションセンスのお手本にしたい、アルミの美意識

映画「ファブリックの女王」のおしゃれなマリメッコスタイル

なんといっても参考になるのが、アルミの美意識です。劇中では、さまざまな形でマリメッコのアイテムが登場します。才能あるデザイナーたちと作り上げたアイテムは、今の時代にも通用するシンプルなのに個性的。“シンプル・タイムレス・ユニセックス”という創業当時から守られてきているスピリットが伝わってきます。また、カラフルなアイテムを自分らしく着こなす、登場人物たちのファッションは目を楽しませてくれます。センスを磨くよいお手本になりそう。

映画を観てマリメッコの世界をより知りたくなったら、2016年1月から巡回中の展示会「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」( http://marimekko-exhibition.jp )を訪れてみるのもいいかも。東京は、Bunkamuraザ・ミュージアムで12月17日(土)~2017年2月12日(日)に開催予定です。

フィンランドで最も有名な女性実業家の言葉から人生哲学を見つけて

映画「ファブリックの女王」のマリメッコのテキスタイル工房の様子

マリメッコを創業したのは、戦後まもない1951年のこと。女性が社会進出することなど夢物語だった時代、社会の風穴を開けたアルミでした。NHKテレビ小説「あさが来た」の主人公・広岡浅子さんのフィンランド版といってもいいかもしれません。

センスと度胸、行動力で夢を実現させていきます。彼女のマネージメントメモには、こんなことが残されていました。覚えておくといいことには、「内なる灯台=指針」「注意深く計算する、考えずに行動すること」「常に3つの選択肢を手にしておくこと」「素直に話すこと、たとえ難しくても」など、10の名言が。避けたほうがいいことには、「昔通った道=経験」「激しい執着」「物事に深刻になりすぎること、少なくても自分自身には」など、10の言葉が並びます。どれもこれも仕事だけでなく、恋愛や家族関係になど、人生全般に応用できるものばかりです。

自分の美意識を信じ、自分らしさを貫いたアルミ。そんな彼女の人生を浮き彫りにしたこの作品から、自分らしく豊かな人生を送るためのヒントを見つけてみては?

マリメッコの創業者・アルミラティア。映画「ファブリックの女王」より

『ファブリックの女王』(2015/フィンランド/85分)
北欧を代表するファッション・ブランド<marimekko(マリメッコ)>
創業者アルミ・ラティアの波瀾万丈な人生模様を描く。

監督/ヨールン・ドルネル
出演/ミンナ・ハーブキュラ、ラウラ・ビルン、ハンヌ=ペッカ・ビョルクマン、レア・マウラネンほか
配給/パンドラ+kinologue
2016年5月14日(土)より ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次公開

http://www.q-fabric.com

この記事を書いた人

Kotake Aki 編集・ライター。旅行会社、情報誌、カルチャー誌の勤務を経てフリーランスに。カルチャー誌やWEBサイトなどを中心に、日本と韓国のエンターテイメントに関するコラム記...

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