夏本番！吉祥寺のインテリアショップ「KAJA」の涼しげなラタン家具＜5選＞

日本名は『籐』といい、家具の材料として多く用いられている“ラタン”。しなやかで軽いうえに、丈夫な植物です。そんな自然素材を使って作られるとっても涼し気な家具が、吉祥寺のインテリアショップ「KAJA（カジャ）」でも展開されています。

まずご紹介するのは、テーブルを囲むダイニングチェア。四ツ目編みで仕上げたラタンの背もたれは明るい色と暗い色がミックスされていて、さまざまなテーブルに合わせやすい色合いになっています。背もたれと座面の間にスペースを入れることによって、後ろから見ても圧迫感を感じさせません。そして座面のカバーは外してお洗濯ができるので、毎日座るダイニングの椅子にぴったりです。

写真：CERES カプチーノ チェア

こちらのダイニングチェアはさきほどのものとはまた違った雰囲気。すらりと伸びた背もたれから座面の下まで、すべてラタンが使われています。寄りかかった際に首や頭まで支えてくれるので、食後の時間もゆったりとくつろげるのがうれしいですね。細いラタンを均等に編み込んだシャープなスタイリッシュさが魅力的ですが、あまり主張しすぎないグレイッシュカラーなので、ほどよい存在感でお部屋の印象を高級なものにしてくれそうです。

写真：CERES/ハイピール チェア

座面部分にラタンが使われているロングスツールは、ほどよいやわらかさで座り心地抜群。背もたれがないのでお部屋を広く見せてくれる効果もあり、濃いブラウンカラーの脚がすっきりと落ち着いた雰囲気をもたらします。大人二人が座るのにちょうどよいサイズ感ですが、とっても軽量でお部屋からお部屋への移動も簡単。来客などでチェアが足りないときにも大活躍します。そのほか、壁に付けてベンチとして使用するのもおしゃれ。玄関やベッドルームなど、置く場所を選ばずにレイアウトを楽しめます。

写真：CERES/ベニス ロングスツール

ほどよい固さで座り心地がいいソファは、片側にはゆったりを肘を任せられるアーム、もう一方にはテーブル代わりにもなるサイドウッドがついた機能的なつくりとなっています。アームの位置はお部屋のレイアウトに合わせて選ぶことができるのだそう。ソファ全体を包み込むように編み込まれたラタンは、細くても強度が出る『SLIMITラタン』という上級な素材が使用され、後ろから見てもきれいなデザイン。威圧感が出がちなソファですが、編み目の間から差し込む光が繊細さを演出しています。のんびりとリラックスできそうなこのソファで、読書を楽しみながらコーヒータイムなんていかがですか？

写真：CERES/ヌーソファ（アーム付き）

こちらは、思わず見上げて眺めたくなるようなやさしい雰囲気のペンダントランプ。シェード自体はスタンダードなデザインですが、ラタンを取り入れることによってお部屋を一気にリゾート風なイメージにしてくれます。そのシェードからこぼれる光も美しく、お部屋で過ごす時間を素敵なひとときにしてくれそう。

ひとつあるだけで目を引く、繊細に編み込まれたラタン素材のインテリア。合わせる家具によってナチュラル、アジアン、リゾートなどさまざまな印象をもたらしてくれます。主張しすぎず、だけどさりげない存在感があるやさしげなアイテムたちを、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。

写真：FARGO/ラタン ペンダントランプ L