再生ガラスの中に浮かぶ無数の気泡が美しい。伊藤亜木さんの硝子の器

伊藤亜木さんは2006年に栃木県茂木町へ移住し、ガラスの作品を制作されています。
ガラスの素材は、水色のものは窓ガラス、透明のものは蛍光灯と再生ガラスが使われています。使えなくなって捨てられるはずだったガラスを魔法のように再生し、“吹きガラス”の手法で手づくりの味わいある優しい雰囲気の器やアクセサリーとして生まれ変わらせています。大きな気泡は意図して入れますが、小さな気泡の多くは偶然に入るものだそうです。使いごこちもよく、インテリアとしてただ眺めるだけでも気持ちが涼やかになる作品をいくつかご紹介していきます。

器の下部に、ゆるやかな溝を走らせたモールコップです。ガラスの中の気泡が光に反射してきらきらと輝くとともに、コップの影がテーブルに放射状の模様を映し出します。淡い水色のガラスの色合いと相まって、爽やかな涼感を感じさせてくれます。
厚みがあり安定感のある形は、手によく馴染みます。飲みものはもちろんのこと、アイスやシャーベットなど、冷たいスイーツもさわやかに演出してくれそうです。

寸法：直径 8cm, 高さ8.5cm　材質：再生ガラス　￥1,944 (税込)

ふたの付いたシュガーポット。丸みのあるフォルムをしていて、ふたの取っ手もぽってりとした形で持ちやすくかわいいです。ふたの端には切れ目が入っておち、そこにスプーンを差すことができます。ガラスの中のたくさんの小さな気泡が上から降り注いでいるようにも感じられ、とても綺麗です。テーブルの上にひとつ置いて、眺めているだけでも楽しめそうです。セットで銀色の小さなスプーンが付いています。


寸法：高さ 8.5cm　材質：再生ガラス　￥3,240 (税込)

ころんとした形がかわいらしい、ひょうたん型のお箸置き。くびれ部分にお箸が乗せられるようになっています。和食や和食器にぴったりなモチーフで、お素麺やひや麦など、これからの夏向けごはんやおかずを演出してくれそうです。水色とクリアの2色展開なので、色違いで揃えても良さそうです。

水色／クリア　各￥378 (税込)

伊藤亜木さんの作品はすべて手作りのため、同じものでも少しずつ形が異なり、それが個性になっています。そしてガラスの中の気泡も、偶然のいたずらによってつくられた美しい模様を描いています。テーブルの上にひとつ置くだけで、キッチンの空気を涼やかに変えてくれることでしょう。
今回ご紹介したガラスたちは、さまざまな工芸作家の作品を扱い、つくる人と使う人を結ぶきっかけをつくるオンラインショップ『hinode - 日の出』でお求めいただけます。

※各商品販売状況は変動します。売り切れの可能性もございますので、ご了承ください。