ひとつは持っていたい、本格的な調理器具。職人さんの手仕事の技が光る「九雲」のプロダクト

古くから水筒や飯盒などにも使われてきた竹。竹にはタケノキンと呼ばれる抗菌成分が含まれていて、スギやヒノキより作用する菌の種類が多いと言われているんだそう。今回ご紹介する「九雲（くも）」は、その竹を一般の木材と同じような素材として使えるように集成材にし、長く使えるキッチン用品を展開しているブランドです。

ほっそりと長いサイズ感が特徴的なまな板は、パンやお魚などの長いものを切るときに便利。竹は吸水性もいいので、水にぬらしてから調理することで食材からの色写りを防いでくれるそうです。それでいて水切れもよく、防臭性も高いので食材の匂い移りもしづらいとのこと。また、まな板としてだけではなく、前菜などを乗せて食卓に並べるボードとして使うのも素敵。竹の独特な模様や素材感が、お料理の彩りを引き立ててくれます。
刃先が長めのぺティナイフも見た目がスマート。さっと取り出し、果物や薬味のような細かいものからお刺身などまで、広い用途で使うことができます。柄の部分に使われている竹は特殊な加工を施されているもので、耐久性・耐水性の問題が解消されています。

竹のまな板　ロング／3,500円（税抜）
竹柄の洋包丁ペティ／8,000円（税抜）

鉄を数千回叩いて作った打ち出し製法で作られていて、丈夫な仕上がりとなっているフライパン。20cm、22cm、24cm、26cmの4つのサイズ展開があります。小ぶりな20cmや22cmは目玉焼きやホットケーキを焼いたり、一人用のお料理にもぴったりです。24cmや26cmは家族分の料理が作れるサイズ。ガス・IH両方のコンロで使用可能な点も嬉しいですね。程よい重厚感のある本格的な鉄フライパンは、一台は持っていたい調理道具です。

打ち出し　鉄フライパン
20cm／7,400円（税抜）
26cm／8,400円（税抜）

美しい鎚目が打ち込まれた手鍋は、家庭料理の必需品。煮物や炒め物はもちろん、野菜や麺類を茹でたり、お出汁をとったり、幅広く使えます。職人さんが叩き締めたアルミ板を使っていて、耐久性も抜群です。滑らかな表面は汚れもよく落ちるので衛生的。注ぎ口は両方についているので、使いやすさも◎です。先ほどのフライパンもですが、竹の持ち手は交換が可能。メンテナンスを十分に行えば、一生使っていけるような道具たちです。

本手打ち　手鍋5寸／11,000円（税抜）

ひとつひとつ、職人さんの手によって丁寧に作られている「九雲」の商品たち。今回ご紹介したまな板や包丁、お鍋にはさまざまなサイズ展開がありますが、ご希望サイズ・形状でのオーダーメイド注文も受け付けているとのことです。作ってほしいものがある方は、一度HPから相談してみてくださいね。
生活に馴染む良いものづくりを目指して、手間暇かけて作られたキッチン用品たち。ずっと大切にしていける、とっておきの商品が揃っています。