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メイクスペースにもぴったり。しなやかな籐のフレームが魅力のウォールミラー「wawa(ワワ)」

シンプルで飽きのこないデザインを選びたいウォールミラーですが、探してみると、意外に選択肢が限られるものです。見つけたのは、現代の暮らしになじむ籐(とう)を使ったウォールミラー。壁面のアクセントになるので装飾品としても楽しめますよ。

メイクスペースにもぴったり。しなやかな籐のフレームが魅力のウォールミラー「wawa(ワワ)」

しなやかで力強い籐の特性を生かして

しなやかで美しいウォールミラー「wawa(ワワ)」

美しい曲線が目を引く「wawa」は、太い籐をらせん状に巻いた「二重の輪」の形状から名付けられました。しなやかで力強い籐の特性が生かされ、シンプルでありながらも存在感があります。
軽やかな印象を受けるのは、壁から少し離して取り付けられるため。裏面の取り付け金具には切り込みの加工があり、8方向のうち好きな角度で壁に掛けることができます。
フレームの先端に施された装飾は全部で4タイプ。どの方向に先端を向けて飾るかで、表情が変わるのもおもしろいですね。

伝統工芸と現代の生活にマッチするデザインの融合

インテリアにも最適。「wawa(ワワ)」のウォールミラー

籐は、東南アジアやアフリカなどの熱帯地域に自生するヤシ科のツル性植物で、日本に伝来してから千年以上の歴史があるそうです。藤(ふじ)と字が似ていますが、藤ヅルの親戚でもなく、竹の仲間でもありません。
籐ならではの特性は、耐久性に優れ、熱を加えると柔らかくなり加工しやすいこと。また、多孔質で空気中の水分を吸着するので、調湿性や消臭性があるのもうれしいポイントです。
「wawa」は、日本の伝統工芸と現代の生活にマッチするデザインの融合を目指しました。その完成度の高さが評価され、2016年度グッドデザイン賞を受賞しています。

手間も時間も惜しまない職人の手仕事

職人の手仕事で作られる「wawa(ワワ)」のミラー

なめらかな肌を持つフレームは、ツルヤ商店の手仕事によるもの。ツルヤ商店は、1907年に山形県で創業した籐加工メーカーで、現在では数少ない国産にこだわり続けています。
「wawa」の製造も籐の特性を知り尽くした職人が丁寧に加工しています。フレームづくりは、籐材を大きな蒸し器で1時間ほど蒸すことから。蒸した籐は専用の型にあてて、力をかけながら一つひとつ二重のらせん状に成型します。
成型が済んだら、風通しのよい日陰でゆっくりと自然乾燥します。夏は約1日、冬は3~4日ほど。手間だけでなく、時間もかけられていることがわかりますね。自然乾燥のあとには、表面をなめらかに磨き上げ、デザインのアクセントになっている装飾を手作業で施しできあがりです。

経年によって飴色の艶が増し、独特な風合いに

インテリアにマッチする「wawa(ワワ)」のミラー

「wawa」は、塗装していない籐ならではのナチュラルさも魅力の一つです。無塗装仕上げができるのは、国内生産ならではだとか。外国で製造された籐製品は、海上輸送する間の防カビ対策などから、ほとんどのものに塗装や染色が施されています。一方、国内で加工するものは、素材としてきれいな籐を厳選でき、適した状態で保管できるため無塗装加工が可能なのです。

籐は天然素材なので、乾燥や直射日光、高温多湿の環境を避けて使用します。天然素材で無塗装仕上げだからこそ、「wawa」は経年によって飴色の艶が増し、独特な風合いに変化していきます。
シンプルで飽きが来ず、表情の変化を楽しみながら使えるウォールミラー「wawa」。メイクスペースのミラーや壁面の装飾品として長く付きあえる一品です。

photo / Masatoshi Takahashi, METROCS Styling / Yumi Nakata

籐のウォールミラー「wawa」

ナチュラル ¥18,000(税抜)
レッド ¥20,000(税抜)
ブラック ¥20,000(税抜)
マキ ¥20,000(税抜)

https://metrocs.jp/special/wawa/

この記事を書いた人

酒井 牧子 新潟県生まれ。ライター、編集者。編集プロダクション、求人広告の制作会社などを経て2003年よりフリー。会員誌、会社案内、環境報告書、社内報、学校案内、通販カタロ...

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