癒やされたい日も、熱くなりたい日も。本好きが本気でおすすめ!夏バテ気味な心に効く本5冊
- 公開:2026.9.4
- アート・カルチャー
夏の疲れが、じわじわと心と体にたまってくるこの時期。そんなときこそ、本の世界に逃げ込んでみませんか。前回に続き、3人の読書インフルエンサーが、疲れた心と体に効く一冊と、青春時代を思い出す一冊を選んでくれました。癒やされたい日も、熱くなりたい日も、本の中にはちゃんと答えがあります。涼しい部屋で、心ゆくまでページをめくってみてください。

読書インフルエンサーの3人

あい | 本まみれ生活 さん
出版社勤務の本マニア。ファンタジックな児童文学からミステリ、純文学に至るまで読書記録を発信する。魅力は飾らない言葉運び。コメント欄は共感や感想が飛び交い、さながらコミュニティのような賑わいを魅せています。不定期で行っているポッドキャストでも、あいさんの明るい人柄がわかると好評です。

碧い花 さん
2019年から、ロルバーンのノートに手書きで読書記録をつづり、SNSに投稿しています。「かっこつけた文章を書かない」、「義務化しない」をモットーに、のんびりと発信しているそう。ノートは8冊を超え、記録した本の数はおよそ550冊。デジタル全盛の時代にあえて手書きで記録を残す姿に憧れ、参考にする人も少なくありません。

梨ちゃん 文学系YouTuber さん
「梨ちゃんねる」としてYouTubeとInstagramで本の紹介を発信。純文学や文芸誌など、難解に思われがちな作品も、自身が感じた驚きやときめきを等身大の言葉で丁寧にすくい取ります。端的で分かりやすい説明と、実感のこもった感想に惹かれ、実際に本を手に取る人が続出。
「心も体も夏バテ気味…そんなときに読むと前向きになれる一冊は?」
あいさん選 『息子のボーイフレンド』

「軽快に進む物語ながら、笑いあり、立ち止まることあり、心揺さぶられることあり……。莉緒だけでなく、登場人物それぞれの目線で物語が進むので、いろんな心境になれるのがミソ。最初の章がとにかく笑えるので、夏の疲れを吹き飛ばしてくれて、最後にちゃんと優しい気持ちになれます」(あいさん)
『息子のボーイフレンド』(双葉社)著:秋吉理香子
碧い花さん選 『スナック キズツキ』

「シュールなママと喋って、愚痴って、踊って、美味しい飲み物を飲む、そんなお話。登場人物はそれぞれ切実な悩みを抱えているけれど、ママとのほわっとした会話は脱力できるし、明日からまたぼちぼち行くか〜と思えて、元気が出ます。漫画なのでサクッと読めるのも◎。疲れているけど何か読みたい! そんなときにおすすめです」(碧い花さん)
『スナック キズツキ』(マガジンハウス)著:益田ミリ
梨ちゃんさん選 『ペーパー・リリィ』

「夏バテ気味なときこそ、クールダウンするよりも、むせ返るような熱量に巻き込まれてみるのもいいかもしれません。主人公のふたりが衝突し、傷つけ合いながらも前へ進んでいく旅は、熱を増しながら最後まで一気に駆け抜けます!」(梨ちゃんさん)
『ペーパー・リリィ』(河出書房新社)著:佐原ひかり
「アツい青春時代を思い出す、そんな一冊は?」
あいさん選 『名前探しの放課後』

「10代向けの本かと思いきや、大人が読んでもアツい気持ちにさせてくれる一冊です。友達って最高だなと泣きたくなり、生きてるっていいことだなと感じることができます。何度も何度も読み返してボロボロになってきたので、そろそろ文庫も買おうと思います!」(あいさん)
『名前探しの放課後』(講談社) 著:辻村深月
碧い花さん選 『ひゃくはち』

「野球が好きだ! 俺達、甲子園に行くんだ! でも彼女が欲しい! 遊びたい! という、青さ全開の高校球児たち。THE・高校生な、勢いにお腹を抱えて笑いながらも、不意に泣かされ、読んでいる私の情緒は滅茶苦茶。こんな青春を送ってみたかったなあという憧れの一冊です」(碧い花さん)
『ひゃくはち』(集英社) 著:早見和真
疲れた心も、あの夏の記憶も、ページの中に

この夏の選書企画は、次回が締めくくり。残暑の中、どんな本に出会えるのか、お楽しみに。
あい | 本まみれ生活 @_ai_honmamire
碧い花 @aoihana___
梨ちゃん 文学系YouTuber @nashichan_book








































