出汁を取るひと手間でもっと美味しく!旨味が染み出す「厚揚げと大根の煮物」

家庭料理の定番といえる煮物。さらにおいしく作るには、削り節からしっかりと出汁をとるのがおすすめ。手間がかかりそう…と思うかもしれませんが、実はたった10分でおいしい出汁がとれるんです。今回は簡単な出汁のとり方と、それを活かした「厚揚げと大根の煮物」のレシピをご紹介します。
 

ブレンドの削り節を煮出せば、深みのある出汁がとれます

今回の出汁に使ってほしいのは、2種類以上の削り節を混ぜた混合削り節。コクのあるさばや上品な香りのむろあじなどが混ざっていて、味に深みが出ます。とくに、厚削りのタイプなら濃いめの出汁をとることができ、しっかりとした旨味のある煮物が簡単に作れますよ。

<材料>

  • 混合厚削り21g
  • 700ml

<だし汁の取り方>

  • 1鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させます。
  • 2混合厚削りを入れます。
  • 3ていねいにアクを取りながら、中火で10分程度煮立てます。
  • 4火を止め、ふきんなどを敷いたザルでこしたら、だし汁の完成です。

じわりと出汁が染み込んだ「厚揚げと大根の煮物」

じっくり取っただし汁を存分に味わうのにぴったりの煮物「厚揚げと大根の煮物」。厚揚げや大根・にんじんの芯まで味を染み込ませたら、やさしくも深い旨味が広がる一皿に。いんげんを添えて彩り豊かに仕上げましょう。

<材料>4人分

  • 厚揚げ大1枚
  • 大根1/5本
  • にんじん1/3本
  • いんげん4本
  • だし汁600ml
  • <A>
  • うす口しょうゆ大さじ2
  • 塩󠄀小さじ1/3
  • 砂糖大さじ1/2
  • みりん大さじ1

<作り方>

  • 1厚揚げは熱湯をかけて油抜きし、8等分に切ります。
  • 2大根は皮をむき、1.5cmほどの厚さのいちょう切りに。にんじんは1cmほどの厚さの半月切りにします。いんげんはヘタを取り除き、塩ゆでして1/3の長さに切っておきます。
  • 3鍋に<A>と大根・にんじん・厚揚げを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして落し蓋をし、20~25分煮ます。
  • 4大根とにんじんがやわらかくなったら火を止めて器に盛り、(1)のいんげんを添えて完成です。
こちらのだし汁には、ヤマキの「混合厚削り」がおすすめです。深いコクのある「さば節」と、甘みがある「うるめいわし煮干」のブレンドで、バランスのとれた味わいが特徴です。

ヤマキ󠄀の公式ホームページには、ほかにも削り節を使ったレシピがたくさん掲載されているので、ぜひご覧ください。

photo / ヤマキ株式会社

ヤマキ株式会社

http://www.yamaki.co.jp

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