築50年団地ですっきり広々暮らす。プチDIYで実現した快適な二人暮らしインテリア実例
明るく広々とした、グリーンがいっぱいのおしゃれな部屋。日々の暮らしやインテリアをInstagramやラジオで発信しているふたりtone,さんご夫婦のご自宅です。実は築50年の団地ですが、DIYの家具など、好きなものだけを集めて統一された空間に。古さを感じさせないインテリアのポイントを探ってみました。
- 2023.9.6
- ライフスタイル
築50年の団地に手を入れ、自分たちらしいインテリアに
窓から明るい日の光が差し込む広々とした空間に、カフェのようなおしゃれな家具が並ぶ部屋。ふたりtone, さんご夫婦が暮らす60平米ほどの3LDKです。
実は築50年の団地のひと部屋で、よく見ると古風な雰囲気が残る場所も。それでも、古めの物件だからこその自由度の高さを活かし、手を入れることで自分たちらしい洗練された雰囲気に整えています。
実は築50年の団地のひと部屋で、よく見ると古風な雰囲気が残る場所も。それでも、古めの物件だからこその自由度の高さを活かし、手を入れることで自分たちらしい洗練された雰囲気に整えています。
フレキシブルなDIYの家具で彩るリビングや書斎
襖が取り払われた、開放感のあるリビング・ダイニング。高層階のため外からの視線が気にならず、窓辺にはレースカーテンのみにできていることも、明るさや風通しのよさの理由です。
ここで目を引くのが、たくさんの観葉植物と、それにマッチした軽やかな照明や木の温もりを感じる家具。このおしゃれな家具のほとんどは、DIYだというから驚きです。
ここで目を引くのが、たくさんの観葉植物と、それにマッチした軽やかな照明や木の温もりを感じる家具。このおしゃれな家具のほとんどは、DIYだというから驚きです。
特にお気に入りはダイニングテーブルのセット。テーブルのサイドには、料理好きな奥様がレシピ本を眺められるようにとマガジンラックが取り付けられています。ゆったりとしたサイズで食事や作業にも使いやすく、ベンチやチェアを下にしまってしまえば床がすっきりして見えるのもいいところ。
シンプルな形の家具は、場所を動かしてさまざまな場所で使えるのもポイント。ダイニングテーブルも向きや位置をときどき変え、模様替えも楽しんでいます。ソファも別の部屋へ移動させると、より広々とした空間に。
書斎として使う洋室にも、壁の幅とぴったりの長さに手作りしたカウンターテーブルを配置しています。横に長いのでノートパソコンやモニターなどを置いても余白がたっぷり。窮屈さがなくすっきりしたデスクで、作業に集中できます。
キッチンや洗面所もDIYの棚で使いやすく
キッチンでも、DIYの棚が活躍。窓からの光を遮らず、圧迫感が出ることもないようにと、シンクやコンロと同じ高さに設計したものだそうです。
その棚に、奥様が長年愛用している鍋や集めてきた器を取り出しやすく収納しています。一番下には無印良品のトタンボックスを一列に並べているので、統一感がありすっきりした印象に。天板にはほとんどものが置かれておらず、作業スペースや洗ったあとの食器置き場にでき、調理や片づけの効率がアップ。
コンパクトで棚を置くのも難しい洗面所と洗濯機置き場。ここでは壁に棚板や鏡の周りに木枠を取り付けることで収納場所を設け、使いやすくしています。
風通しよく整えた寝室の和室
マットレスと少しの家具を置き、シンプルな寝室にしている和室。入口の襖を外し、レースカーテンのみの軽やかな仕切りにすることで、隣のリビング・ダイニングからの風が通るようにしています。
押入れはクローゼット代わりにしています。定期的に襖を外して空気を入れ替えているそうですが、余白を残して衣類が収納されているので、襖がなくても散らかった印象にならないのは見習いたいところ。
身の丈に合う、好きなものだけを集めた心地よい暮らし
「身の丈にあった暮らし」を意識しているというふたりtone,さん。自分たちが手を掛けられる範囲で暮らせるよう、無駄なものは持たないようにしているそうです。それによって風通しがよく、大切にしている植物や器などが映えるような空間を保っています。
DIYでまったく同じようにするのは難しくても、適したサイズで多目的に使える家具を選んだり、不要なものは置かないようにしたりすることは、真似できそうなポイント。参考にして、ご自身にとって居心地がよい部屋を作ってみてはいかがでしょうか?
photo / goodroom journal
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal
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