まるでひょっとこ?笑顔になれる可愛いふくろうの和菓子。池袋三原堂の「池ぶくろう最中」

ときめくモノには理由がある。Sheage編集部が毎月、今心ときめくモノをpickup!今月は「なんか二度見しちゃう!表情が愛くるしい焼き菓子」をテーマに、表情につい見とれてしまう焼き菓子をご紹介。今回はちょっと番外編の最中。とぼけた顔のふくろうが可愛い、池袋三原堂の「池ぶくろう最中」です。
 Sheage編集部

とぼけた顔に笑っちゃう!大きな瞳の「池ぶくろう最中」

大きな丸い目でこちらを見つめるふくろう。小さなくちばしは口をすぼめているようで、ちょっと「ひょっとこ」みたい…。にらめっこをしてこの顔をされたら、すぐに噴き出して負けてしまいそうな表情です。

こちらは、池袋駅から徒歩1分のところにある老舗和菓子店「御菓子舗 池袋三原堂(以下、池袋三原堂)」で人気の「池ぶくろう最中」。
池袋とふくろうを掛けた名前?と思うかもしれませんが、ふくろうは池袋を象徴する鳥なのだそう。池袋駅の近くにある「梟の樹公園」内にあった池にふくろうがいたことが地名の由来とも言われ、駅の東口付近にある「いけふくろう」など、街中にふくろうの像がたくさんあります。

そんなふくろうを、池袋三原堂では最中で表現。手のひらに乗るくらいのサイズがぬいぐるみのようで、両手でそっと包み込むようにして持ちたくなります。実際に手にすると一つひとつずっしりと重みがあり、中に餡子などがぎゅっと詰まっていることが想像できて期待感が高まります。

パリッと最中に餡がぎっしり&モチモチの求肥も

ちょっとかわいそうに感じつつも食べてみると、パリッとした軽い口あたりの最中に、想像どおり粒餡が隙間なく詰め込まれています。二口めになると、モチモチとした求肥も登場するのがうれしい驚き。香ばしい最中がだんだんと餡と求肥に馴染み、上品な甘味で口の中が満たされていきます。
ボリュームがあるので、お茶の時間はこれ1つで大満足。でも、「また食べたいな…」と感じる飽きのこない味わいです。

池ぶくろうのイラストがかわいいパッケージにも注目

池ぶくろう最中は一つずつ個包装になっているので、最中のパリッと感が長く持続します。賞味期限も製造から2週間あってお土産や手土産にしやすく、職場などで配りやすいのもうれしいところ。袋にはふくろうのイラストが入っていて、会話も弾みそうです。

箱にもふくろうが大きく描かれています。最中と同じくカッと見開かれた大きな瞳と目が合ったら、釘付けになってしまってしばらく視線を逸らすことができません(笑)。

さらに、こちらの5個入りの箱は蓋を開けると、中から目をつぶったふくろうのイラストが登場。パタパタと開け閉めするとパラパラ漫画のようになり、目力がすごいふくろうと、眠たそうな脱力系のふくろうの表情のギャップが楽しめます。

遊び心も感じられる伝統的なお菓子は、目上の方や小さなお子さんのいるご家族、動物好きな人にも喜んでもらえそう。

池ぶくろう最中
5個入り 1,300円(税込)
※ほかに2個、10個、12個、15個、18個入りと、塩せんべいとの詰め合わせもあります。

江戸川乱歩先生にも愛された、池袋を代表する和菓子店

池袋三原堂は、初代の齋藤助治さんが東京・日本橋水天宮前の三原堂本店で修行を積み、暖簾分けを受けて昭和12年(1937年)に始めたお店です。創業以来、吟味を重ねて厳選した原材料のみを用い、伝統と熟練の技術でお菓子を作るという初代の理念が受け継がれ、昔ながらのお饅頭やおせんべいに、ブッセやサブレといった洋風のものも生み出されています。

そのお菓子は、地元ゆかりの文豪・江戸川乱歩先生にも愛され、作中に「この店は池袋名物のうちでも光った存在の一つであろう」と綴られたほど。また、全国和菓子大品評会大臣賞を受賞し、豊島区選定名産品五十選にも選出されたお菓子もあり、多くの人に親しまれています。

池袋の店舗のほか、オンラインショップでも購入することができるので、手土産やギフト選びに利用してみてはいかがでしょうか?


年間1000ブランド以上を取り上げるSheage編集部が毎月「心ときめくビジュアルのもの 」を選ぶ「#Sheage編集部セレクション 」。
今月は「二度見しちゃう!表情が愛くるしい焼き菓子」をテーマに、思わず見入ってしまうかわいいお菓子たちをセレクトしました。
Sheage公式インスタグラム(@Sheage_official)でも配信しているので、そちらもぜひチェックしてくださいね。

photo / Sheage編集部

池袋三原堂
東京都豊島区西池袋1-20-4
TEL:03-3971-2070
営業時間:10:00〜18:00
定休日:無休

https://ikebukuro-miharado.co.jp/

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