ワクワク、ドキドキ、毎日を楽しくするヒントがいっぱいのセレクトショップ

今、「東京のブルックリン」とも評されるお洒落スポット蔵前にあるセレクトショップ「SUNNY CLOUDY RAINY」。さまざまなテイストのものが、センスよくディスプレイされた同店の人気の秘密を取材してきました。
 カオリーヌ

センスのいい女友達の家に遊びに来たような、居心地のいいセレクトショップ

東京の東側、隅田川沿いの街、蔵前に2015年にオープンしたセレクトショップ「SUNNY CLOUDY RAINY」。店名は“晴れだけでなく、雨でも曇りでも、毎日の変化を楽しんでしほしい”そんな思いが込められているそう。

実際に店内には、洋服からアクセサリーなどのファッション小物の他、生活雑貨、食品まで、見ているだけでワクワクする様々なアイテムが素敵にディスプレイされています。まるでセンスのいい女友達の家に遊びに来たかのような、居心地が良いこの空間を作ったのはオーナーの秋山香奈子さん。

大切なのは何よりも自分の「好き」という感覚

9年間勤めた洋服や雑貨をネットで販売する会社を辞めて、このお店をオープンさせた秋山さんに、センスを磨くコツをうかがってみたところ「自分の好きという感覚が何よりも大切」と話してくれました。

流行や、話題性で選んだものは、いつかは飽きがきたり、愛着がもてずにクローゼットの奥にしまい込むようになってしまう。だから、あくまでも自分が好きと思えるものしか取り扱わないのだそう。そのかわり、気に入ったものはとことん突き詰めたくなるのだとか。「作り手が魅力的だと商品も魅力的。そういった素敵な人が作った素敵なものをお客様に伝えていきたい」という思いから、同店で扱っているほぼすべての商品の作り手には自ら出向いて会いに行くと言います。

雨の日だって待ち遠しくなってしまう、暮らしのヒント

たとえば、同店で扱っているルームミストは、秋山さんが大好きなアロマスタイリストのスールネさんに自ら依頼して作ったオリジナル商品。「SUNNY」「CLOUDY」「RAINY」の3種類の香りがあって、天気に合わせて楽しむことができます。また、紅茶専門店「TEAPOND」の紅茶にも「SUNNY」「CLOUDY」「RAINY」と書かれた帯がついていて、その日の天気にあわせた茶葉を提案しています。お客様の中には、この茶葉とルームスプレーをセットにしてギフトにする方もいるそう。これらはすべて、秋山さんが本当に好きなものたち。こうした商品を通して、雨の日は「髪がはねる…」「洗濯物が乾かない…」と、マイナスに考えるのではなく、いつだって幸せを感じられるライフスタイルのヒントを提案してくれます。

昔からある黒豆茶やハチミツも、こんなに可愛く生まれ変わる!

また、秋山さんが小さい頃から口にしていた郷里、秋田県の黒豆茶とハチミツ。どちらも素朴ですが体に染み渡るような地味溢れる味わい。これを取り扱うために、地元農家にかけあい販売にこぎつけました。ただし、単に仕入れて販売するのではなく、「SUNNY CLOUDY RAINY」らしいパッケージに変えることで、同店の隠れた人気商品に。

こうして自分自身の「好き」という感覚を大切にすることで、新たな縁を生み出してきた秋山さんは、自分の大好きな食器とフードのコラボレーションなどを企画、実施しています。「好き」は暮らしを豊かにし、さらなる「好き」を運んできてくれる。そんなことを教えてくれる「SUNNY CLOUDY RAINY」に、ぜひ足を運んでみては?

photo / 川村尚子

SUNNY CLOUDY RAINY
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-20-8 東京貴金属会館2階

http://sunnycloudyrainy.com/

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