これで免疫力アップ!野菜のチカラを最大限に活かした体にやさしいスープレシピ<2選>

病気までとはいかないけれど、冷えや疲れから来る体調不良や生活のリズムが崩れて体がだるいと感じることはありませんか?そんな「なんとなく不調」に悩まされている方におすすめなのが、体に優しいスープレシピがたくさん紹介されている『なんとなく不調をととのえるスープ』の本。ぜひ冷え対策の温活にお役立てください。
 ちほ

美味しい温野菜スープで免疫力アップ

photo:shutterstock

寒い季節は、風邪を引きやすかったりインフルエンザをはじめとする感染症にかかりやすくなります。そんな病気から身を守るために、体を温めたり免疫力アップの食材を使ったスープはいかがでしょうか。今回は、本書より特におすすめしたい2つのレシピをご紹介します。

体の芯までじっくり温めるスープ

photo:世界文化社

まずは、本書で紹介されている「せん切りにんじんのスープ」からご紹介します。

このレシピはシンプルな具材から深い味わいを引き出したスープで、体を温める効果があると言われるにんじんと相性抜群。また、にんじんは香りの良い野菜と好相性で、こちらのスープではセロリを加えます。独特の強い香りが特徴のセロリですが、パンチを効かせるという意味ではおすすめですよ。

冷えは万病のもとなので、体を温める食材で冷えにくい体づくりをしましょう。

材料(1人分)

  • にんじん50g
  • セロリ20g
  • えのきたけ40g
  • ローリエ1枚
  • 昆布だし400ml
  • 適量
  • 薬味とトッピング<A>
  • 黒こしょう適量
  • 小口切りねぎ少量

作り方

  • 1にんじん・セロリは千切りにし、えのきたけは根元を切り落として3等分にします。
  • 2鍋に(1)のえのきたけ・ローリエ・塩をひとつまみ入れ、昆布だしをひたひたに注いで弱火にかけます。
  • 3火が通ったら残りの昆布だしを加えて温め、(1)のにんじん・セロリを加えます。一煮立ちさせたら塩を小さじ1/3加えて器に盛り、最後に<A>を乗せたら出来上がり。

甘みと香りを引き締める黒こしょうがアクセントになりますよ。

乾燥を防いで体をうるおすスープ

photo:世界文化社

続いてご紹介するのは、野菜たっぷりの「れんこんときのこのスープ」です。

寒くなると喉や肌の保湿に限らず、体の内側からうるおすことが大切。このスープは和野菜にハーブと玉ねぎの甘みで洋風に仕上げ、ほんのり甘い塩麹を隠し味にプラス。きのこはそれぞれ旨みが異なるので、2種類以上を組み合わせてハーブで味付けをし、味に深みを出すのがポイントです。

女性にとって大敵の乾燥を防いで、体の中からうるおしましょう。

材料(1人分)

  • れんこん(皮付き)100g
  • マッシュルーム4個
  • しいたけ2~3個
  • 玉ねぎ1/2個
  • にんにく(みじん切り)小さじ1/6
  • 昆布だし450ml
  • 適量
  • ローリエ1枚
  • タイム(生)1枚
  • 塩麹小さじ1
  • ごま油(太白)小さじ1
  • 薬味とトッピング
  • 黒こしょう適量

作り方

  • 1れんこんは皮のまま一口大に切り、マッシュルームは5mm幅にカット、しいたけは4等分にします。玉ねぎは1.5cm角に切っておきましょう。
  • 2鍋にごま油・にんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら(1)の玉ねぎを炒めます。しんなりしてきたら残りの(1)を順に加えて、そのつど炒めましょう。
  • 3昆布だし・塩ひとつまみ・ローリエ・タイムを加えて蓋をし、野菜に火が通るまで煮ます。最後に塩麹・塩少量を加え、器に盛って黒こしょうを振ったら完成。

にんにくは風味よりも旨みをプラスするといった意味で、ほんの少量を加えましょう。

スープのチカラで病気に負けない体づくりを

photo:世界文化社

野菜をふんだんに使用した栄養たっぷりのスープ2品をご紹介しました。『なんとなく不調をととのえるスープ』には、他にもたくさんのレシピが掲載されています。

なんだか体調がよくないと感じる日々から打破するべく、スープのチカラを借りて免疫力を高め、病気に負けない体づくりをしてみませんか。

なんとなく不調をととのえるスープ
刊行:世界文化社
定価:1,500円(税抜)

https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/19330.html

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