ピリッとスパイスが効いた大人の味。はちみつを添えてもおいしい「黒こしょうのクッキー」

焼き菓子を作ると、たいてい甘いクッキーやケーキになりがちです。たまには甘さ控えめで、大人にぴったりのお菓子を作ってみませんか?東京・神楽坂の人気の焼き菓子店「無添加焼菓子 レリーサ」のレシピ本『体にやさしいクッキーとケーク』から、辛党の方も満足の「黒こしょうのクッキー」の作り方をご紹介します。
 ゆりか

おつまみにもなる「黒こしょうのクッキー」

お酒が好きな人でも楽しめるお菓子、「黒こしょうのクッキー」。ピリッとこしょうが効いた大人な風味で、ワインなどとも好相性。はちみつを乗せればまた違った味わいになり、幅広い楽しみ方ができますよ。

材料(3.8㎝のもの約110個分)

  • 薄力粉220g
  • 発酵バター(食塩不使用、室温に戻す)110g
  • 溶き卵(冷蔵庫で冷やす)1個分(約50g)
  • きび糖8g
  • 2g
  • 黒こしょう(粒)またはあらびき黒こしょう2g

準備

薄力粉、きび糖はそれぞれふるいます。黒こしょう(粒)を使う場合は、香りを活かすため、使う直前に粗めにひいてください。
オーブンは160℃に予熱しておきましょう。

作り方

1. ボウルにバターと溶き卵以外の材料を入れ、あれば小さい泡立て器で、なければゴムべらでよく混ぜます。

2. 別のボウルにバターを入れ、ゴムべらで混ぜてクリーム状にし、(1)を加えて切るように混ぜます。米粒ぐらいの小さなかたまりができればOKです。

3. 溶き卵をゴムべらに伝わらせながら少しずつ回し入れ、切るように混ぜます。生地がひとまとまりになったらポリ袋に入れましょう。

4. 袋の上からめん棒で23×28㎝くらい(厚さ3㎜)にのばします。袋の口を下に折り込み、冷蔵庫で3時間以上ねかせてください。

5. 冷蔵庫から出し、波形パイカッターで短辺を6等分、長辺は端から1.5㎝幅に切り、クッキングシートを敷いた天板に並べます。

6. 160℃のオーブンで20分焼き、天板の向きを変えてさらに20分焼きます。焼きが浅ければもう2~3分焼き、ケーキクーラーにのせて粗熱を取ったらできあがりです。

神楽坂で人気のお菓子屋さんのレシピが満載の本

この黒こしょうのクッキーのレシピが載っているのが、『無添加焼菓子「レリーサ」の体にやさしいクッキーとケーク』。東京・神楽坂で15年以上愛されるお菓子屋さん「無添加焼菓子 レリーサ」の店主・田村智子さんのレシピ本です。
添加物などを入れずに、素材の味がしっかりと感じられるお菓子が好評な田村さん。こちらの本では、お店の定番を含むさまざまなお菓子を、家でも作りやすいレシピにして紹介しています。ベーキングパウダーや香料を加えなくてもできるお菓子は、大切な人へのギフトやホームパーティで振舞うのもおすすめですよ。

黒こしょうのクッキー以外にも、人気のクッキーやケーク(パウンドケーキ)の作り方がたくさんの写真と一緒に掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。

photo / 株式会社世界文化社

無添加焼菓子「レリーサ」の体にやさしいクッキーとケーク
刊行:株式会社世界文化社
定価:1,300円(税別)

https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/19305.html

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