体に良くて美味しい保存食「佐渡保存」を買う&食べることができる清澄白河「HOZON」
佐渡の食材を使った保存食のブランド「佐渡保存」が、清澄白河にリアル店舗「HOZON(ほぞん)」をオープンして1年。身体に良くて美味しいものを求めるお客様が、日々足を運んでいます。今話題のスポットに注目です。
- 2019.6.25
- グルメ・食
リアル店舗を持ち、お客様の反応を商品に反映
「ゴボウや玉ねぎなど佐渡の食材を使ったジャム」というものに興味を引かれて、そのブランド「佐渡保存」を展開している方にお話を聞きにうかがったのがもう2年程前のこと。その後、清澄白河にリアル店舗を構えたというのは知っていたのですが、なかなか伺う機会がなく、先日やっと訪問することができました。
「それまでは、佐渡で商品を作って、東京に運んでイベントやマルシェなどで販売するという形を取っていました。でも、それだと時間もかかるし、お客様の反応をすぐ商品に反映するのが難しいんです。そこで、リアル店舗を作り、製造も行うことにしました」(代表・武田俊さん、以下同)
ユニークなお店の多い清澄白河なら、佐渡保存の商品も受け入れられやすいだろう。そして、たまたま良い物件も見つかったこともあって、現在の場所に出店を決めたのだそうです。
「それまでは、佐渡で商品を作って、東京に運んでイベントやマルシェなどで販売するという形を取っていました。でも、それだと時間もかかるし、お客様の反応をすぐ商品に反映するのが難しいんです。そこで、リアル店舗を作り、製造も行うことにしました」(代表・武田俊さん、以下同)
ユニークなお店の多い清澄白河なら、佐渡保存の商品も受け入れられやすいだろう。そして、たまたま良い物件も見つかったこともあって、現在の場所に出店を決めたのだそうです。
オリジナルの商品以外に、目利きが選んだ日本各地の保存食も
元は製本所だった建物を、工務店の力も借りつつ自分たちの手でリノベーション。商品の並ぶ1階、食事のできるスペースの2階ともども、手作りならではの落ち着ける空間になっています。
「平日は近所の方、土日には遠くからもお客様がいらっしゃいます。女性、中でもお子さん連れのお母さんが多いですね。子どもに身体に良いものを食べさせたいという思いが強いようです」
1階には佐渡保存オリジナルの瓶詰めのジャムやコンポート、シロップなどのほか、日本各地の保存食も並んでいます。
「平日は近所の方、土日には遠くからもお客様がいらっしゃいます。女性、中でもお子さん連れのお母さんが多いですね。子どもに身体に良いものを食べさせたいという思いが強いようです」
1階には佐渡保存オリジナルの瓶詰めのジャムやコンポート、シロップなどのほか、日本各地の保存食も並んでいます。
「オリジナルのもの以外では、デザイン的に面白いもの、これまで見たことのないようなもの、無駄な添加物が入っていないものなどをポイントに集めています。デザインがレトロっぽいパンの缶詰は中でも人気の商品です」
思わず目を引くひぐまの肉の缶詰は、お店がオープンして間もなく、ほかでは売っていないような食材を仕入れたいと思い、北海道に行ったときに出会ったものなのだとか。
「北海道は食材が豊富で、加工品も質が高いです。ただ、珍しくて面白い物もの、かつ美味しいものを探すとなるとなかなか難しい。そこで、小さい村であれば世に知られていないものもあるだろうと、占冠(しむかっぷ)という村に行き、このひぐまの肉の缶詰を作っている工房に出会いました」
占冠村では村役場の方がいろいろと案内してくださり、この工房のほか、地元で採れる山菜加工品の工房、国産メイプルシロップなどを紹介してくれたのだそう。その結果、気に入って仕入れることにしたひぐまの肉の缶詰は、一躍人気商品に。
思わず目を引くひぐまの肉の缶詰は、お店がオープンして間もなく、ほかでは売っていないような食材を仕入れたいと思い、北海道に行ったときに出会ったものなのだとか。
「北海道は食材が豊富で、加工品も質が高いです。ただ、珍しくて面白い物もの、かつ美味しいものを探すとなるとなかなか難しい。そこで、小さい村であれば世に知られていないものもあるだろうと、占冠(しむかっぷ)という村に行き、このひぐまの肉の缶詰を作っている工房に出会いました」
占冠村では村役場の方がいろいろと案内してくださり、この工房のほか、地元で採れる山菜加工品の工房、国産メイプルシロップなどを紹介してくれたのだそう。その結果、気に入って仕入れることにしたひぐまの肉の缶詰は、一躍人気商品に。
イートインでは、保存食をどのように食べればいいかを提案
お店では、商品を買うだけではなく、保存食を使った食べ物や飲み物をいただくこともできます。伺った日は、サンドウィッチが3種類、かき氷が3種類、そのほか自家製シロップを使ったさまざまな飲み物がそろっていました。どれも美味しそうで目移りしてしまいますが、サンドウィッチは、ごぼうのジャムを使用した「焼きサバチーズサンド」、佐渡では超メジャーだという飛び魚のすり身を使った「飛び魚のすり身サンド」をチョイス。そしてドリンクは佐渡の梅をつかった梅シロップで作る「梅ジンジャー」(梅のジンジャエール)と「ジャスミンレモン」。それにこれもまた佐渡産のキウイとみかんのかき氷をいただきました。
イートインのメニューは、店頭に並んでいる「ゴボウのジャム」や「飛び魚のすり身」などをどのように食べればいいかという提案になっているのです。サバとごぼうのジャムとチーズの組み合わせは、こうして提供してもらわなければなかなか思いつかないものですね。とってもおいしくて、ゴボウのジャムは即購入決定でした。
意外に大変な保存食作りはボランティアの力も借りて
瓶詰の保存食やシロップを作るのは、実は結構大変な作業だそうです。いちごのへたをとったり、さくらんぼの種をとったり、武田さんとプロダクトマネージャの菅原香子さんのふたりだけでは、手が足りないことも。
「そんなときにSNSでボランティアを募集したら、近隣の方のほかに、佐渡や新潟出身で今は東京で仕事をしているという方が集まってくれるようになりました。今は6~7人の方がレギュラーでいらっしゃいます」
そんな手作り感も佐渡保存の魅力と言えるのではないでしょうか。
今、中国や台湾では梅製品がブームなのだそう。日本製の梅酒も人気ということで、今年夏にはオリジナルの梅シロップを携えて台湾や中国のイベントに出店する計画もあるのだとか。佐渡産の梅製品が海外の人にどんな反応で迎えられるのか楽しみです。
「そんなときにSNSでボランティアを募集したら、近隣の方のほかに、佐渡や新潟出身で今は東京で仕事をしているという方が集まってくれるようになりました。今は6~7人の方がレギュラーでいらっしゃいます」
そんな手作り感も佐渡保存の魅力と言えるのではないでしょうか。
今、中国や台湾では梅製品がブームなのだそう。日本製の梅酒も人気ということで、今年夏にはオリジナルの梅シロップを携えて台湾や中国のイベントに出店する計画もあるのだとか。佐渡産の梅製品が海外の人にどんな反応で迎えられるのか楽しみです。
photo / reeeko
HOZON
東京都江東区三好2-13-3
営業時間:11:00~19:00
定休日:月・火曜(祝日の場合は営業。その場合は水曜定休)
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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